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卒業ネタってどの界隈でも寂しいものですね
“詩子おねえさん”ことにじさんじの鈴鹿詩子さんが卒業なさるということで。
そもそもなんで詩子さんの動画配信を(ごくたまにとはいえ)見るようになったんだっけ、そもそもなんで目に留まったんだっけ、ということを考えてみると、Vtuberとしては腐女子で売っていた方なのですが、単にしゃべりがおもしろいとかだけじゃなくて、自作の曲をテーマにしていた方だったんですよね。
しかもその曲が、結構いい曲だったりして。
【オリジナル曲】Will you marry me? -Patra Remix- Utako Suzuka【鈴鹿詩子/にじさんじ】
実際声も綺麗だったということで、最初のとっかかりとしてはその一点のみで”要チェック・Vtuber”になりました。
ちなみに一応書いておくと、腐女子とは、男性同士の同性愛ネタを好む女性のことです。
詩子さんは本当に若いようですが、原則として年齢問わず”女子”、仮に中年以上であっても生物学的に女であって、かつ「男性同士の同性愛ネタを好む」趣向を持っていれば、皆腐”女子”となるようです。
そういう感じの呼称ですね。
腐女子的な何かが前面に出てくるネタについては、実際にそのネタで腹を抱えて笑わせてもらったなどということもあるにはあったのですが(ex.【字幕】「けつあな確定」について触れる鈴鹿詩子【にじさんじ切り抜き】)、「だから」というわけでは、個人的には特になかったです。
腐女子として売っている=内容的にも18禁にどっぷりつかったかのようなきわどい話しがちょくちょく出ている割には妙に暖かい雰囲気もあって、そういう雰囲気に似合いのリスナーに囲まれてもいてという。
「歌」プラスの要素として、むしろそっちですか。
例えていうなら、今に残された”古き良き”インターネット空間みたいなものを感じさせるコミュニティになっていたんですよね。
“このVtuberさんにして、このリスナーあり”みたいな。
それでは実際に自分自身がどこまで詩子ねえさんにハマっていたのかといえば、コンテンツとの間にほとんど通りすがりレベルの接点があった程度ではあったのですが 笑、先日たまたま見かけた動画で卒業云々が話題となっていて、それを知った時に、なんでか自分でも驚いたくらいの喪失感がありました。
いつでも見れると思うとたまに”オススメ”で見かけた時にでも見てみようかとなることも出来るけど、卒業となると、もうそこからいなくなってしまうということですからね。
Vtuberの引退・卒業というと、事務所ともめにもめ、拗れに拗れてどうしようもなくなった結果そういうことになってしまったみたいな話しが目立つ昨今、辞め方までも通例(?)の真逆(お互いを尊重し合った末の円満退社)だったようで。
またこういう人が一人、インターネットの世界の一線から消えていくことになるのかと、随分久しぶりにそんな類の寂しさを感じることになったんですよね。
なんだかんだ、通りすがりレベルのリスナーではあったのですが 笑。
VtuberはVtuberで、現在も何人か定期的に見ているVさん、いるにはいるのですが、もうちょっとこう、特化された部分が自分の興味の対象に絡んでくるみたいな形であれば、詩子おねえさんにも今以上にハマっていたのかもしれず(その場合は、今頃メンタルどうなっていたんだろうなんて思えて来たりもしますが)。
ゲーム実況でも料理系でも天体系でもイラスト系でも、そこが重なると見やすいし面白いしという感じには、割と簡単になっていくんですよね。
そんなこんなで、リスナーの”うたっこ”さんたちの心中察するに余りあるといった感じでもありますが、何はともあれ暖かい空気の中新たな門出を迎えられたということで、卒業おめでとうございます(?)、といった話題でした。
視聴者から偏見集めてみたら想像以上にエグかった【鈴鹿詩子/にじさんじ】
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