【青春18きっぷ旅の行間/旅の道中のBGM】夕暮れ時から日没後のJ-popBGM

BGMとBGV

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【青春18きっぷ旅の行間/旅の道中のBGM】夕暮れ時から日没後のJ-popBGM

群馬/新潟青春18きっぷ旅の道中、上越線の水上駅を出発後のこと。

道中のふとしたきっかけからなんとなく音楽を聴きたいと思う時間が続いたあとで、ガッツリ音楽にのめり込む時間が到来しました。

一度聴き始めると止まらない状態になってしまうという”ヘッドフォン鑑賞あるある”に旅先のテンションが加わり、なおかつ電車での移動中、あたり一面真っ暗闇になってしまって他にやることがなくなってしまったという、諸々の条件が重なった結果ですね。

そもそも常日頃はAirPodsを持ち歩かないことの方が多いので、自分的にはまさに旅先ならでは。

この時、強いてJ-popから選んだBGMとしては、この曲だけは外せないだろうという加山雄三さんの”湯沢旅情“(上越新幹線の旧ふるさとチャイムバージョン)、しっとりした曲多めになってくる中でのアクセントとして、青臭いカッコよさをはめ込む形で福山雅治さんの”遠くへ“がピッタリきました(リンクは全てYouTubeです)。

“湯沢旅情”についてはそのまんま、越後湯沢を通過するタイミングだからというところからの選曲で、”遠くへ”については曲調も歌詞もピッタリといったところから、たまらなく聴きたくなった曲です。

福山雅治さんの曲って、歌詞を構成する言葉のチョイスや組み合わせのセンス、そこで作られた世界観、曲調、全てがぴったり一致する神曲のような曲がボチボチあるように感じるのですが(他には例えば”そのままで…“など。曲の最後のサビ部分が特に秀逸です)、”遠くへ”についてもまさにそのご多分に漏れず。”夕暮れ時のローカル線18きっぷ旅”に万能な神曲の一つとなっているように感じました。

そんな感じで、そもそものきっかけとなったサイモン&ガーファンクルの”The Sun Is Burning”をはじめとする洋楽もいいんですけど、当然のこととして、邦楽にもまた捨てがたい魅力があるんですよね。

というのも、ポップスやオールディーズからハードロック・ヘヴィメタル、スラッシュメタルやグランジ等々に至るまで、およそ洋楽という洋楽に狂い倒した高校3年間のあとで迎えた大学時代。

夏休みの一か月半を使って楽しんだ海外旅行中、英語塗れの旅先の携帯端末で(なぜだか無性に聴きたくなって)聴いたJ-popが体の芯までぶっ刺さってから先、コテコテのJ-popやいわゆる”日本の歌”が、自分のプライベートになくてはならないものの一つとなりました。

今パッと思いつくところでは・・・

竹内まりやさん、いきものがかりさん、桑田佳祐さん、spitzさん、YOASOBIさん。

ジャンルは異なりますが滝廉太郎さん、古関裕而さん。

いいですねぇ。

その他にも偉大な先人、同時代人等々は数多おられますが、”日本の音楽”に触れている時間は、改めて日本人に生まれた幸せを実感出来る時間です 笑。

そんなこんなで、今回の(2023年夏の)18きっぷ旅では、所々で事あるごとにJ-popのお世話になったのですが、ちなみに越後湯沢で迎えた日没から先の時間帯のBGMは、(既にあたり一面真っ暗闇となってしまったため、楽しみたくとも楽しめない)沿線風景等々とは特にこれと言って何の脈絡も関係もなく、延々YOASOBIでした。

窓外が真っ暗闇となったタイミングで、無意識のうちに常日頃の時間が欲しくなって来た結果の選択ですね。

朝から晩まで、所々での簡易観光を含めて丸一日電車乗り倒しとなる青春18きっぷ旅の道中では、これはこれでまぁまぁある感じの時間なのですが、だからといってここでYOASOBIである必然性は特になかった、でも結果なんとなくYOASOBIとなりました。

ラブレター“、”ハルカ“、”たぶん“、”あの夢をなぞって“、”夜に駆ける“、”夜撫でるメノウ“等々(リンクは全てYouTube、YOASOBI公式チャンネルです)、これこそYOASOBI、まさにYOASOBI、YOASOBI以外の何物でもないというような、自分が好きな曲をただひたすらヘビーローテーションする時間となりました。

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