FacebookとTwitter -用途限定、難あり?-

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FacebookとTwitter -用途限定、難あり?-

Facebook

2018年以降、数千万人、あるいは億単位のユーザー情報が繰り返し流出してしまったという類の騒動が毎年のように話題となったFacebookですが、実際に自分が使った経験からというよりは、周りでFacebookを使っていた人を見ていての評としては、概して「仕事で知り合った、ちょっと距離のある人」と繋がっておくためのツールといったイメージと共にあります。

仮に仕事を絡めた利用でないとすると、余暇の大半を費やすガチ趣味のためのSNSでしょうか。

いずれにせよ、どこかで何らかの形での”余所行き感覚”を持つことや、自分を演じた上で進めていくことが必要なSNSであるとはいえそうで、隠れ家的な感覚や、気楽な趣味、匿名性を維持したい場合の用途では、あまり使えそうもありません。

そもそもネット上に自分の本名をフルネームで公開して、なおかつ自身の所属や経歴、さらには趣味や思ったところ等個人情報のオンパレードで形成していくというSNS、どこか日本社会には馴染み難いプラットフォームであるようにも見えるんですね。

好き嫌い、向き不向きが最も顕著に現れるSNSではありそうですが、その分、向いている人やまさに用途がハマってくる人(例えば公人や有名人の仕事利用など)にとっては、得難いSNSになっているという部分もあるのかもしれません。

 

Twitter

アカウントを持つ利点

現状では、まだまだアカウントを持っておいて損はないツールの一つになるのがtwitterです。

ゲリラ豪雨の動向や台風情報、豪雪情報、地方の日常のローカルネタ等々、割と得難い情報を手軽に入手できることもなくはないため、現在ではLINEと並んでネットインフラ化しているといえる側面も、あるにはあります。

なのですが、今のtwitterには、以下に記すような、利用法や使い手を選ぶことになるであろう独特の癖や問題点(ある意味で致命的なものを含む)が指摘される場合があります。

 

twitter絡みの不祥事やよからぬ噂

かつてアカウント乗っ取りが広範にわたって横行したことがありましたが(大規模かつ有名なところでは「レイバン偽広告」騒動など)、以降、自らの失言を「乗っ取り」に帰責させる著名人ユーザーが相次ぎ出てくることになったあたりは、まだ記憶に新しいところです。

その他、現在のtwitterは、”情報規制”や”情報拡散”について、SNSとして最も根本的な部分に問題がある、流通している情報に意図的な偏りが作られているということが度々指摘されています。

元々多くのユーザーにそのように見られていたという”前歴”があるのですが、あまりにもそういう噂が立ちすぎるからということで、過去には雑誌やネットメディアの取材を受けたこともありました。

体感的にはユーザー数が激増し、活気がピークに達したあたり(数年か、あるいはもう少し前位)以降だったのではないかというような記憶がなんとなくありますが、気が付いた時には「あれ? なんかおかしいな?」といった状態になっていた感じですね。

 

2020年米大統領選とシャドウバン、偏向トレンド

現在でも、相変わらず事あるごとに偏向規制疑惑やトレンド操作疑惑が取りざたされていますが、近いところでは、アメリカ大統領選挙関連のtweetで、トランプ大統領本人のtweetに”this claim about election fraud is disputed”=「選挙の不正を糾しているこの主張には争いがあります」の注が付されていました。

twitter社の注意書きの意図するところとしては、「この主張には争いがあります」=「この主張は疑わしいものです」ということですね。

「争いがある」にも関わらず、ほぼ一方当事者=選挙不正の被疑者であるバイデン陣営寄りの言い分のみを真であると判定しているゲートキーパー(=情報の取捨選択者)がそこに介在し、かつ一方的な切り口の注を付している時点で、SNSとしてのtwitterの立ち位置にわかりやすい偏向が生じているのだということですが、2021年1月6日に行われた大統領選挙・上院決選投票後、一時的なアカウント停止期間を含んで、とうとうトランプ大統領のアカウントが永久BAN(恒久的なアカウント削除)されるに至りました。

ちなみに、トランプ大統領のアカウントBANに先立って、トランプ大統領と共に戦ってきたリン・ウッド弁護士、シドニー・パウエル弁護士のtwitterアカウントも、共に永久BANされています。

2020年のアメリカ大統領選関連のtweetについては、元々北米エリアでは割とえげつない規制が行われていたようですが、Twitter公式が否定しているシャドウバンが実施されていたようだというtweetは、日本語アカウントのものでも頻繁に見かけました。

英語圏のユーザーでも、シャドウバンされた、特にトランプ大統領に賛同するアカウントは相当数あったようです(”Twitter Shadowban Test”など、シャドウバンをチェックするアプリも多数あります)。

GAFAを筆頭とするいわゆるビッグテックや米大手SNS等が、どの程度、どんな具合に今回の大統領選と関わっているのかについては未だ判然としない部分もあります(一説によると、Twitter社の幹部と中国共産党、Google社の深いかかわりが言われていたりもします)が、大統領選挙を基準として見るのであれば、Twitter社はトランプ大統領の対立候補であったジョー・バイデン陣営(不正を糾弾されている側の陣営)と深くかかわっていたということなのでしょう。

他にも、ネット界隈広しと言えど、ほとんどTwitterのトレンドでしか推されていないようなメディアが複数ある(かつ、それらはほぼ連日トレンドにあがっている)というようなことも、現在のtwitterらしさに挙げられることの一つなのですが、これで「偏向はしていない」「公正中立です」と言われても、さすがに無理があります。

大昔はこんなSNSじゃなかったはずなんだけど、なんてことは、古株のユーザーがしばしば書き込むtweetでもありますね。

 

「捨てアカ」「裏アカ」

その他、今昔のtwitterの違いを顕著に表しているものの一つに、いわゆる”捨てアカ“の横行があります。

捨てアカとは”捨てアカウント”の事です。

原則としてユーザーの年齢性別等個人情報の一切が不詳、その上でいつアカウントBANされても、アカウント凍結されてもおかしくないようなtweetばかりまき散らしている、誰か、あるいは何かに対する嫌がらせをするためだけに作られたようなアカウントのことです。

BANとは利用規約違反を理由とするアカウント削除のこと、凍結とは一定期間のログイン禁止の事を言いますが、今はほぼどんな話題だったとしても、ちょっと話題になったtweetには、かなりの高率でこの”捨てアカ”が絡んできます。

似たような利用にTwitterの”裏アカ”(=裏アカウント)利用があります。

こちらもやはり通常の自分とは違う自分、現実世界で自分を知っている人には知られたくないようなtweetで構成されているアカウントです。裏アカも捨て垢も似たようなものとしてくくられる場合もありますが、裏アカには言うほどの攻撃性は含まれていない場合が多いようにも見えます。

極稀に、LINEで出回ったという触れ込みの動画が”裏アカ”経由でTwitterに流出し、炎上するなんてことがありますが、「裏アカ」が攻撃性を含むケースとしては、例えば中高生ユーザーによる同級生への「いじめ」が目的である場合や、「いじめ」への報復が目的だったりする場合でしょうか。

その類の話題は、通常ではコミュニティの外からはほとんど見えてこない部分でもあるので、よからぬ話題で炎上でもしない限り、探そうとしないと見つからないようなアカウント=裏アカであるとはいえそうです。

ここでいう「裏アカ」「捨てアカ」が真逆の意味、あるいはほぼ同義で利用されている場合もあるかと思いますが、捨てアカに関してはレスを返してどうこうではなく無視もしくはブロックが最善手、裏アカに関してはわざわざ探さずにおくのが最善手ではないかと思います。

 

総じて、今現在のtwitterのお勧め利用法

他の風通しのいいSNSに活気が出てくるのを待つのが一番じゃないかとは思えるのですが、過渡的な利用法として、1.自分のサイトや動画配信等を、同じ趣味等を持つ人に積極的に売り込みたい、2.大好きなゲームがあるので、そのゲームの話題で盛り上がりたい、3.スポーツ観戦しながら、同じチームを応援する人と一緒に盛り上がりたい、4.ROM専(書き込みはせず、RTで拡散された主要なtweetを読むだけ)に徹して緊急時等の情報収集ツールとして利用、等々と言ったように、目的がはっきりしている、好きなものがはっきりしている場合には、それなりに有用なツールとすることが期待できます。

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