【MLB】MLBがLAA所属、デビッド・フレッチャー選手を違法賭博疑惑で調査開始

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現LAD大谷翔平選手の元チームメイトにも、”違法賭博容疑”の余波

参考:FNNプライムオンライン “MLBが大谷翔平選手の元同僚・フレッチャー選手を違法賭博疑惑で調査開始

24年シーズン開幕後、ひところのスポーツメディアは、連日”大谷選手の元通訳・水原一平氏の違法賭博容疑“スキャンダルの話題でもちきりだったなんて時期もありました。

結論として、とことんまで潔癖だった大谷選手の無関係が認知された後を受けた形で、ということになってしまいますが、つい最近言われだしたのが大谷選手の元・チームメイトであるフレッチャー選手の違法賭博関与疑惑です。

目下のところ疑惑は疑惑にとどまっている状態ではあるようですが、どうやら”限りなくクロに近い”状態でもあるようで。

こうなってみると改めて思い起こされるのが、”なおエ”(「大谷選手は活躍した。なおンゼルスは敗れた」という内容を持つニュース記事から生まれた、エンゼルスのチーム状態を揶揄する言葉ですね。イチロー選手がマリナーズに在籍していた当時は、同じ含みを持って”なおマ”などと言われていました)でおなじみのエンゼルスのチーム状態ですか。

二刀流・大谷選手の他、MLB最高峰のプレーヤーの一人であるマイク・トラウト選手や、同じくMLB最高峰のプレーヤーの一人だったアルバート・プホルス選手等も在籍していながら、特にチーム名が”ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム”から”ロサンゼルス・エンゼルス”となった2016年以降(18年に大谷選手が入団する直近の話しですね)、どうにも振るわないシーズンが続くようになり。

なぜ弱かったのかといえば、特にここ最近数年であれば、思うように機能しない(大谷選手以外の)中軸の他、例えば中継ぎ以降の投手陣の投球内容が”ナイトメア”(=悪夢)などと揶揄されるレベルで壊滅的だったからだというような話しを出すことも出来ますが、そもそも「なぜ、悪夢=ナイトメアが続くのか」に踏み込んでみれば、そこにはより根本的な理由があるのではないかと。

この手の話しが続いてしまうと、どうしてもそういう見方をしたくなってしまう節が出てくるんですよね。

プホルス選手は、2006年/2011年にはカージナルスの主力選手としてワールドシリーズ制覇に貢献した(06年世界一の同僚には、現在オリックスバファローズでコーチを務めている田口壮選手がいました)他、トラウト選手と並んでMVPも三度受賞しているなど、カージナルス時代にはずば抜けた選手だったのですが、エンゼルス移籍後は、期待通りの活躍をしたとはいえないシーズンが続くことになりました。

この点は、”エンゼルス生え抜き”であるマイク・トラウト選手にもある程度似たようなイメージが被ってくるところとなるのですが、特に大谷選手の入団した18年以降は、どうにも振るわないシーズンが目立つようになっています。

かといって、選手として完全に終わってしまったのかといえば、例えば23年のWBCでは「ペナントレースでは見ることが出来ない、生き生きとして活躍するトラウト選手」が話題になるなど、ある意味「なぜ、振るわないのか」が明白になるようなシーンも、あるにはありました。

諸々含めて考えるのであれば、はじめから”皆まで言うな”という話し、要するにエンゼルスというチームそのものに問題があったってことなのでしょう。

主力級の選手たちの”不調”はチーム状態にも影響を与えることが常ですが、この場合は逆に、主力級たちが不調になるようなチーム状態が元々そこにあったのではないかと考えることも出来るのかな? などと、改めてというかやはりというか、こういうニュースが飛び込んでくると思いたくもなってくるものです。

某テレビ局が筆頭株主だったという暗黒時代のベイスターズには、練習中に練習をせずサッカーをしていただとか、ベイスターズから他のチームに移籍したときに練習の厳しさを体感して”プロの洗礼”を受けただとか、そういう嘘か本当か分らないような(でも多分本当のことだったんだろうな、などというような)ことが散々言われていた時期もあったのですが 笑、今回の賭博疑惑が表ざたになった時、当時のベイスターズ同様、やっぱり弱いプロチームには弱いだけの理由ってあるものなんだなと、そんなことを思わされました(それが的を射た見方なのかどうかはさておき、単純にイメージとして、という話しですね)。

正直、ドジャース移籍後の大谷選手にしても、心なしか試合を見ていても憑き物が取れたように見えることもあったりなかったり、という感じですからね 笑。

案外、元々大谷選手がイメージしていた(恐らくは”アナハイム”時代の)エンゼルスって、今のドジャースみたいなチームだったということなのかもしれませんが、それはそれとして、来年の”投手大谷復帰”はそんな意味でもすごく楽しみです。

メンバー全員が選び抜かれた精鋭で構成されているプロリーグにおいて、何が強弱や上下を決めることになるのかといえば、やはり「どれだけ真摯に競技に向かい合えるのか」、最後にはこの一点になってくるんでしょう。

仮に今回の疑惑が真実なのであれば、その時にはいっそここで膿という膿を出しきってしまって、例えばトラウト選手がシーズン通して野球を楽しめるような、”強いエンゼルス”への回帰を期待したいですね。

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