【おうち時間】代表的な紅茶各種と紅茶の楽しみ方

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【おうち時間】代表的な紅茶各種と紅茶の楽しみ方

前回(【おうち時間】紅茶の歴史と紅茶の基礎知識)の続きです。

エリアティー

紅茶はコーヒー同様、産地によって風味が異なります。

コーヒーには産地名が付された豆や”三大コーヒー豆”がありますが、紅茶の場合、”産地名が付された茶葉”が原点にあり、同様に”三大紅茶”があります。

ちなみに三大紅茶はインドのダージリン(西ベンガル州、ダージリン)、中国のキーマン(安徽省祁門県)、スリランカのウバ(スリランカ、ウバ)ですね。

この三か所で採れた茶葉が、現在の紅茶の茶葉の最高峰と言われている茶葉ですが、いわゆる”エリアティー”は、もちろんこれ以外の地でも作られ、世界各国に輸出されています(ただし、紅茶の葉がなるチャノキやアッサムは気候が温暖で雨量が多い地域でのみ育つ品種のため、産出国は限られています)。

例えば、インドであればダージリンの他アッサムやニルギリ、スリランカであればウバの他ディンブラやヌワラエリア、”三大産地国”以外でもインドネシアのジャワ、アフリカのケニア等々多岐に渡るので、一つ一つのエリアティーをくまなくピックアップしてチェックしていくのであれば、それだけで味わい甲斐楽しみ甲斐のある趣味になること請け合いです。

(参考)より細かいエリアティーの産地別情報について:お茶百科紅茶の主要産地

紅茶を楽しむにあたっては「ある産地で取れた茶葉のみを加工し、単一の茶葉から紅茶を淹れる」混じりっ気のない茶葉を楽しむスタイルが最も基本的なものとなりますが、この”基本”に対して、現在ポピュラーなものとなっている”定番スタイル”の楽しみ方に、以下にまとめる”ブレンドティー”と”フレーバーティー”があります。

 

ブレンドティー/フレーバーティー

“ブレンド”の現実

コーヒーのブレンドがそうであるように、紅茶のブレンドも、複数の茶葉を合わせて楽しむスタイルの飲み方です。

なのですが、紅茶の場合、少々事情が入り組んでいます。

同一産地であっても収穫時期や農園が異なる(風味が異なる)茶葉を使わざるを得ない場合があったり、加工品は硬水(欧州向け)・軟水(日本向け)の違いを想定して調整する必要があることから、味を一定に保つための工夫が必要になってくるんですね。

具体的には、茶葉のプロによる調整が必要になる(=”エリアティー”の定義通りの、単一茶葉を用いたピュアな紅茶を出せない)場合もあるようで、結論としてエリアティーの体裁を取ったブレンドティーが流通していることが、往々にしてあるようです(参考:紅茶喫茶園ブレンドティー”)。

例えば、「”ダージリンティー”として売られているけど、よく見ると他の産地の茶葉も少々混じっている」とか、「キーマン産の茶葉に他産地産の茶葉が少々」「ウバ産がメインだけど(以下省略)」等々の紅茶が、諸事情により流通しているということですね。

なので、厳密に”エリア・ピュア”に拘りたいのであれば、商品名だけでなく、原産地や収穫時期、農園までチェックする必要があるということになりそうです。

ただし便宜上、以下では「はじめから異なる産地間の茶葉を混ぜ合わせて作ったことを表明している紅茶」を”ブレンドティー”とします。

 

代表的なブレンドティー/自作レシピ

ブレンドティーとは「二つ以上の茶葉を混ぜて作った紅茶」のことです。

前記したように、エリアティーをエリアティーたらしめるために「ブレンドされた上でエリアティーとして売られている」商品もありますが、一般にイメージされるブレンドティーとは、茶葉をブレンドしていること自体が売りとされた紅茶のことです。

定番かつ知名度の高いところでは、イングリッシュブレックファストティー(朝食に合わせて調合された、渋みの強い紅茶。ミルクティー向き)、アフタヌーンティー(”ブレックファスト”に比べて渋みが減らされた、ストレート向きの味付け)等が挙げられますが、そもそもブレンドティーとは”茶葉をミックスして作る紅茶”のことです(ブレンドティーほか紅茶の風味の区分について。参考:Tea Magazine紅茶選びに便利な分類表“)。

すなわち手持ちの茶葉が二種以上あれば今すぐにでもブレンドティーを自作できてしまうということでもあるので、クックパッドではブレンドティーのレシピもあがっています。

 

代表的なフレーバーティー/自作レシピ

フレーバーティーとは、エリアティーやブレンドティーに、フルーツや花の香りなどを付けた紅茶のことです。

アールグレイ(ミカン科の柑橘類である、ベルガモットの香りが付けられた紅茶)、レモンティー、アップルティー、オレンジティー、アプリコットティー、フルーツティー、ローズティー、ストロベリー、マスカット、桜、ミント、ハーブ等々。

洗練されたエリアティーの格調高さと対を為す、あるいは双璧を為すとも言えるのが、フレーバーティーの幅広いバリエーションです。

ここに至っては、手持ちのティーパックとフルーツ等があるだけで、フレーバーティーの自作が可能となります。

自分好みの紅茶を見つけることが出来た場合、遊び心一つでさらにその紅茶の風味を好みに近づけることが出来てしまうということで、こちらもやはり、クックパッドにフレーバーティーのレシピが大量に上がっています。

 

季節に合わせた紅茶のレシピ

純度の高いエリアティーから始まって、無限の広がりを見せていくフレーバーティーの世界に至るまで、紅茶には様々な調合法や味付けがあるのですが、日本紅茶協会の公式サイトでは、季節に合わせた飲み方(春のレシピ夏のレシピ秋のレシピ冬のレシピ。リンクはそれぞれ日本紅茶協会公式サイト)のレシピが紹介されています。

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