【ゲームレビュー/龍が如く8】ネタバレ含みのレビュー、スタートから第六章途中まで

龍が如く
https://ryu-ga-gotoku.com/eight/より引用

この記事を読むのに必要な時間は約 17 分です。

スタートから第6章まで、メインストーリー中心の感想(ネタバレあり)

7外伝から8の世界へ

『龍が如く8』はとにかく発売前から滅茶苦茶楽しみだったソフトだったので、久々にゲームにドハマリしています。

7外伝がまずまず面白かったことからも、期待は膨らみ続けていました。

ということで、以下、プレイと同時進行のレビューです。

(2025年3月2日加筆修正)

参考

“ハマの英雄”一番がハロワでハケン

ハロワで派遣社員となっていたという主人公・春日一番の、相変わらず治安があまりよろしくないことを感じさせる伊勢佐木異人町での毎日から、ドラマはスタート。

相変わらず如才ない一番が、”7”で見慣れたハロワを中心としたチュートリアルで早速元ヤクザを一人更生させるのですが、食うに困っていた元ヤクザ(佐々木)がハロワに来た、毎日がキツすぎて尖りに尖っていたその元ヤクザが一番との殴り合いを含むやり取りから改心して、色々あった挙句に堅気として生きていくということになる・・・というのが”8”の世界の最初のヤマですね。

そもそもこの辺が“6まで”の桐生ちゃんと”7から”の一番の好対照なところで、主人公としての一本気さは同じだとしても、結構明確にタイプが異なります。

そういうところが開始早々改めて前面に出された形ですが、強いて言うのであれば、一番は桐生ちゃんというよりは闇落ちする前の錦に素が近いタイプではないでしょうか、なんて思えたりもします。

まぁ、中の人(声優の中谷一博さん)が転生していますからね、というのもあるのでしょうか。

ゼロでもそんな感じの錦のサブクエ(?)ありましたよね。

夜の神室町で”推し”でもめた酔っ払いのオッチャン同士のケンカを桐生ちゃんと一緒に仲裁して仲直りさせたみたいな。

なんだかんだで一番も結構謀を巡らすタイプですが、そういう部分には錦の世渡りのうまさが被ってくるように思えなくもありませんということと、あとは桐生ちゃんとの絡みということでは、一番のポジションって”3”の力也に近いものも微妙に感じます。

後に”6”で勇太に転生する力也の死も(声優さんは共に俳優の藤原竜也さん)、あれはあれで相当キツかったなぁなんてことを思わされたりしましたが、そんな感じで見方によっては色んな所に過去作がオーバーラップするというのも、8の特徴といえば特長ですね。

ともあれ、”その後の一番の毎日”みたいな流れの中で調査会社を起業した足立さんがサラっと登場し、無職の元ヤクザ=佐々木くんを正社員採用。とても”如く”の世界とは思えないくらい話は明るく順調に進みつつ、その後ナンバやさっちゃん(紗栄子)とも合流して、サバイバーでの同窓会がはじまります。

一番がさっちゃんにプロポーズのとりあえずの顛末

“序盤異人町でのクライマックス”は、唐突に訪れます。

半年ぶりの”7”メンツでの飲み会で明らかになったのは、実は、一番はさっちゃんのことが好きでしたということ。

とりあえず順を追っていくと、元々一番はさっちゃんのことが好きで、それをナンバと足立さんには見抜かれていた、我々プレーヤーが”7”の感動の余韻に浸っている頃、どうやらあのメンバー間にはそんなお話が前提としてあったらしいんですよね。

つまり8冒頭の同窓会は、男メンツの間ではそのことを受けた同窓会でもあった、ということで、

  • さっちゃんがトイレに立った隙に足立さん・ナンバが一番に詰め寄って煽り立て
  • その流れから一番がさっちゃんをデートに誘い
  • 時間差でOKを貰う、大喜びする一番

・・・といった展開へと続きます。

「一番がさっちゃんにプロポーズ」は、発売前から公開されてた映像の中で1・2を争うくらい衝撃を受けたシーンだったので、その意味では「キタキタキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!こんな序盤でか!」と早くもテンションはクライマックス状態。

だったのですが・・・。

ちなみに個人的に理想だなと思っていたのは、

“7”の激動後、穏やかな毎日をナンバ+足立さんといった”いつメン”で過ごしているうちになんとなくそういう流れになって、なんとなく周囲が気を使いだして、それをさっちゃんがなんとなく察してその空気を受け入れて、あとは程よく空気を読んだ一番が然るべきタイミングで告白して・・・

みたいな展開でした。

これのみを単体で描いて欲しかったというよりは、メインストーリーの中に埋め込む形で、要はサブの要素として王道的な展開を期待していたということですね。

一番さっちゃんの間にそういう展開があってくれたら正直それだけで”如く8″は神ゲーになる、とも思いはしたのですが、でもそもそも発売前公開映像で出された情報ではプロポーズ失敗しているんですよね、一番は。

そのあたりも含めて色々思うところはありつつも、期待を持って進めてみれば、なんてことはない。

初デート後、勢いでプロポーズしたが、翌日紗栄子にお友達でいましょう宣言されてしまいます。

足立さん・ナンバとの反省会にて二人に散々的外れなツッコミをされまくることとも併せて

「は?」

という感じではあったのですが、なんなら「雰囲気のいいデートをしたこと」すらさっちゃんの中ではなかったことになってしまっているかのような展開で、その手の期待は大いにすかされることになりました。

さすがになんか解せないものを感じた、というかどこかキツネにつままれたような気分にはなったのですが、まさにその直後から怒涛の展開が訪れることになるので、少なくともプレイヤーにとってはこのこと自体があっという間に遠い過去の話しとなります

プロポーズ自体は一番がそうしたかったんだからひとまずそれはそれで良かったんだろうけど、結局は紗栄子の器のデカさがただただ光った(ように見えた)この顛末で思ったことといえば、一番のキャラ自体がすごい意外といえば意外だったってことでした。

もっと色々世慣れてて、色恋にしても異性とのコミュニケーションにしても一通り噛み分ける能力には長けてるんだろうなと思っていたら、意外や意外。

謎のコミュ力があったところで、異性関係だけはほぼまっさら状態だったという。

でも、それはそれで無理もないことかもしれません。

まだヤクザとして下っ端だった頃にやってもいない殺しの罪をかぶって18年刑務所暮らしした後、出所直後から大騒動に巻き込まれてしまえば、そもそもそんな経験積む時間が一体どこにあったんだよっていう話しですからね。

そういえば7の初めの頃に荒川のおやっさんと神室町歩いてた時、異性がどうだって会話して、自分はからっきしだめみたいなこと言ってた記憶があるようなないようなって気がしますが、あれっておやっさんの前で謙遜してどうこうじゃなくて、マジでそうだったってことなんですね。

実際のところ、一番さっちゃんの関係って

一番は開始早々振られてしまったとはいえ、99%のプレイヤーの脳内は、

「どうせ色々あった後、なんだかんだで最後にはくっつくことになるんだろ?」

「そうでなきゃ、わざわざこんな話持ってくる理由が微塵もないもんな」

となっていたことではないかと思いますが、ちなみに、初見プレイ時の私もそうでした。

ということで、ここではもう少々、この二人の関係を回顧してみたいと思います。

そういえば7でも、一番が一人で帰ろうとしたさっちゃん呼び止めて、そこからみんなでの暮らしが始まったんだったよね、なんてことを思い出したりもしたのですが、でもあれってそういう? ことだったんでしょうか。

正直”7”プレイ時はそんなこと全く想像もしていなかった、今にして思えばその捉え方自体がどうなんだと思わなくもないですが、ただただ性別を抜きにしたちょっといいシーンみたいに見えてしまったんですよね。

元々紗栄子が百戦錬磨のキャバ嬢だったからだ、というのもあったかもしれませんが。

ただ無邪気に誘ったんだということであればデリカシー的にどうなんだろう(むしろ、まるで異性扱いしていなかったってことじゃないかな?)ということにもなってくるけど、逆に全て含んだ上で誘ったのであれば、そこは深い異性愛の為せる技だということになって来てもおかしくはないところではありそうです。

ある意味紙一重の場面で、今となってはとても一番らしいところになるのかもしれません。

異性として関わるつもりは当面なかったとしても、異性としての情から相手を放っておけなかったということで、普通に面倒くさい話しにしかならなそうなことを一番は率先して背負って立っているのですが、動機はさっちゃんに寂しい思いをさせたくないから

そしてその初志は最後まで貫徹しましたと。

もう一つ、”7”の最初の方で横浜流氓のことかなんかを寂れてる方の中華街に聞き込みに行って、行きがかり上会員制のクラブでさっちゃんが店員やることになった時、VIP席で鄭の接客してたさっちゃん思いやってたのも一番だったんですよね。

こういうの、一番推しでさっちゃんをかわいいと思っている(同担拒否以外の)女性プレイヤーあたりには思いきりぶっ刺さるんじゃないでしょうかなんて思ったりもしますが、ここだけ“ときめき龍が如く”、あるいは”龍が如くメモリアル”な空間(それも本編というよりは、より純度の高いサブストーリー的な世界)ですね。

龍が如くと悲恋

ひとまずさっちゃんに振られちゃった一番ではありますが、そもそも純な悲恋もまた”龍が如く”名物だったりします。

真島の兄さんとマコト、桐生ちゃんと由美、狭山薫、錦とセレナのママ、色恋絡みでないとはいえ”妹の死”が闇落ちのリミッターをカットしてしまったという桐生ちゃんの盟友・錦、色恋かどうかについては微妙なところも多々あるけど峯と女秘書、スカイファイナンス秋山とリリちゃんこと冴島靖子、永洲タクシーの中嶋社長と奥さん、とどめとして、染谷、きよちゃん、南雲の、最終的に誰一人として幸せにならなかった(ただし南雲にはワンチャンありそうな雰囲気だけが残された)三角関係等々。

そういえば看護師時代のナンバにも同僚のよからぬ女との間に悲恋(?)があったし、さっちゃんの妹なのはにも半グレ詐欺師との間に食い物にされちゃう残念な関係があったし、パッと思い浮かぶ限り、品田とみるくちゃん、秋山とはなちゃん、遥と勇太、微妙なところで伊達さんとニューセレナのママ位じゃないですかね、まだなんとか仲良くやれていそうなのは。

初期はほぼ壊滅状態、それが後ろに行くにつれボチボチ温かみが増して来る(※如く世界比)感じですか。

ただでさえ主役級の色恋は実らない、というのが”如く”世界のあるある・原則・ジンクスみたいになってしまっている中にあって、しょっぱなからバッサリいかれてしまった恋愛のアフターケアなんぞに一々丁寧に時間を割くようには作られておりません。

ということもあってか(?)、さっちゃんとのあれこれの先で、いきなり作中世界のスイッチが切り替わります。

その後気が付いたらハワイへ

一番は多々良チャンネルという大手告発系・暴露系Vtuberにガセネタを暴露されたことから、ハロワの派遣をクビにされてしまいます。

さっちゃんとのデートの約一年後、ある日突然、いきなりって感じですね。

一番と同じ理由で足立さんも廃業に追い込まれ、ナンバもほぼ同時期に失職します。

ということで、昨日までの日常、つまりは”ついさっきまでの8の世界”がやたらあっさり過去の話しになった後、ほどなくして舞台はハワイへ移るのですが、きっかけは、一番のお母ちゃんでありおやっさんの恋人だった茜さんが「実はハワイで生きていた」と聞かされたことにあります。

それを一番に伝えたのは、なんと“7”で横浜星龍会の星野会長を殺し、無期懲役となってしまったはずの沢城のカシラでした。

ここは正直「こういうことがあるから、公式情報含めて事前情報はなるべくシャットアウトしたいんだよなぁ」という気分を随分久しぶりに味わうことになったという、発売前にこの情報知っていたことを結構後悔したところでもあったので、「沢城のカシラが出てくる」という知識は記憶から消してやりたかったところかも、なんてことはちょっとだけ思わされながらのプレイとなりました。

その後「実は星野会長をやったのはカシラではなかった、だからその場にいられるんだ」というカシラ自らの事情説明の後で、件の衝撃の事実(一番の母である茜さんがハワイで生きているということ)を聞かされて、一路ハワイへ。

ここで横浜編からハワイ編に突入することになるのですが、ハワイ編に入ってからは、あっという間に横浜での日々が過去になってしまう位の展開が続きます。

今のところの感想(第6章途中まで)

舞台は異人町からホノルルシティへ

カシラが出てきて第一章が終わる、と言うところは覚えているのですが、その先の章分けについては正直記憶がかなりあいまいです。

どこがどうだったっけ、というか、止めるタイミングを見つけるのが難しかったんですよね。

島の中にはマフィア組織二つ、そこに絡んでいく日本の元ヤクザの集団(注・一番達ではありません)と、あとはボランティア活動をしている島の土着の宗教組織パレカナ、大体このあたりが中心となって話しが進んでいくのではないかなという予感があるにはあるのですが、それでも完全に”顔見世”が終わっているのかどうか、それがまだまだ分からない感じで。

足立さん、ナンバ、さっちゃんとも日本を発って以来全く音信不通で、ハワイの闇にガンガン突っ込んで行っている状態、横浜流氓の趙天佑やコミジュルのソンヒ、ハンジュンギに至っては顔見世すらまだの状態です。

ハワイ編以降の流れ

ハワイへの飛行機から降りるまでに新キャラクターである英二=エイちゃんとの出会いがあり、空港に降り立った後は、さらに新キャラであるトミザワ=トミーや千歳=チーちゃんとの出会いがあります。

チーちゃんは、エイちゃんやトミーと比べると、やや時間差があった後の出会いですね。

皆今作のキーパーソンですが、彼らとのやり取りの中で次から次へと様々なフラグが立ちます。

一番はハワイ到着後、早速度重なるピンチに遭遇することになるのですが、そのピンチの一つを桐生ちゃんに救われた後、徐々に”ハワイ編”の人間関係が収れんを始め、とりあえずの方向性が見えて来ることになった、といった感じですか。

このほか、メインストーリーを進めていると、やり込み要素満載っぽく見えるミニゲームや、メインストーリーに関わるサブクエ等が次々と現れます。

それらがテンポ良く、ほぼ間髪入れずに展開されることになるので、プレイをやめるタイミングを中々見つけられず、気づけば6章の途中まで進めていました。

まだまだ始まったばかり、これから一体どうなっていくのやらといったところですが、一刻も早く先が見たくて気が急いて来る部分と、この先どこまで膨らんでいくのかわからないようなゲームボリュームに気が遠くなる部分とが同居しています。

この週末は”如く8”三昧だったけど、それでも終わりが見えないどころかまだまだすそ野が広がりそうな予感で、疲労感も中々。こんなにゲームやったの随分久しぶりのことだってのもあったのか、マジでクタクタなんだけど、それでも面白いから止められないというのが正直なところで。

当面、週末は如く8メインになってしまいそうな予感です。

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