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ベイスターズは三菱重工West・竹田祐投手(明大・履正社高校)の交渉権を獲得しました
参考:full count “2024年プロ野球ドラフト会議 指名選手一覧”、”待ち続けた3時間30分…清原正吾が突きつけられた現実 ため息が象徴する“異例の注目”“、”指名漏れ慶大・清原正吾、今後は未定「まだ何も」 堀井監督が説明「現実を受け止めて」“、”清原正吾を「ピエロにしたくない」 なぜ指名漏れ…指導した元プロが語る3つの要因“、”慶応・清原勝児の今後、監督が見通し明かす 週末はクラブチームでプレーか“、ベースボールチャンネル “横浜ベイスターズ(DeNA)“
ベイスターズは1位の竹田投手を始め、支配下指名6選手中4人(育成3人中2人)が投手を占めるという、投手中心ドラフトとなりました。
この点は会議前から予測されていたことではありましたが、ほぼその予測通りの納得ドラフトで、残念だったことはといえば、重複一位で金丸投手の交渉権を獲得できなかったことでしょう。
ともあれ、なんだかんだでベイスターズが得意としている”隠し玉”的な目玉選手を引き当てることは出来たようです。
なのですが、という点として。
履正社・明大から社会人野球の強豪チームへと進んだ竹田投手は実績十分ではあるものの、大卒の社会人三年目選手だということで、来年は26歳です。
唯一気になることといえば、やはりこの年齢ですね。
「アジャストするのに2~3年」などと当たり前に考えていたら、一般にプロ野球の世界では(体力的に)下り坂に入ると言われる”三十路入り”が目の前に迫ってしまいます。
そうなってしまった場合、「実働年数は果たしていかほど?」となってしまうことも考えられるのですが、一方で既に即戦力としてのフル回転が期待できる状態であれば、選手としての円熟期入団になるということで、来年の今ごろには早速「なくてはならない戦力」として認知されていることが予想されます。
つまりその場合、来年早々この先数年~10年くらいは先発もしくは中継ぎ以降の枠が一つ埋まることになるということで、近い将来”24年ドラフトは大当たりドラフト”と評される未来も見えてくるんですね。
もちろん、一ファンとしてはこっち側を全力で期待しています 笑。
実質育成だけの選手生命となるのか、それともFAやトレードさながらの即戦力ドラ1入団となるのか。
全ては来期開幕までのお楽しみ、ですね。
また、今回のドラフトの話題としては、目玉と言われた金丸投手、宗山選手の交渉権の行方の他、”清原Jr.”こと、清原正吾選手の指名があるかないかも、特にメディアに騒がれた話しの一つでした。
結果は残念ながら、正吾選手は指名漏れとなりました。
支配下はともかく、育成選手としてならワンチャンあるかなとも個人的には(期待込みで)思っていたのですが(育成にてベイスターズ名物?のイケメン枠でも使って取るだけ取る、プロ入り後はファーストからサードにコンバートして”ポスト宮﨑”候補の一人に鍛え上げたら、結構いけるんでは?などなど)、どうやらプロの世界のハードルは、思いのほか高かったようです。
清原正吾選手に特攻するなら我らがDeNAベイスターズか、あるいはオヤジさんやら球場(=神宮)つながりで西武orヤクルト(ダークホースで”ミーハードラフト”好きなハム)あたりではないかなと思っていて、なおかつこの4球団には割とガチ目の期待をしていたのですが、なりませんでした。
まあでも今回が最後のチャンスだったと決まったわけでもなし、それでもプロ野球の世界を諦めきれないのであればここで諦めずにプロに進むつもりで野球を続けてほしいですし、どの道あと一回二回はチャンスあるのでは? とは結構本気で思ったりします。
関連:AERAdot. “指名漏れの慶大・清原正吾にプロのスカウトは「野球を続けてほしい」 実戦経験積んだ先に期待の声“
あとは、こと”清原jr.”ということでは、正吾選手のこれからについても引き続き期待ということの他、“親父さん”に続いて甲子園優勝メンバーとなった弟の勝児選手の方には、こちらも大学野球の成績次第ではあるでしょうが、高校時代に硬式野球で結果を残している分、割とガチ目の期待が持てるのではないかと、そんなお楽しみもあるんですよね。
塾高では一年留年したようですが、そもそも普通部や塾高は結構留年いるらしいですし、そこは一浪して大学入学することになったと捉えれば色々サクサク進んでくれるのではないかと思いつつ、こちらも来春以降の(六大学野球での)動向に期待ですね。
NPB公式チャンネル “2024年「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」ハイライト”
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