この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。
小園投手(高卒入団)は21年ドラ1、渡会選手(社会人入団)は23年ドラ1ですが
参考:Web Sportiva “DeNA小園健太はなぜスイーパーを習得しようとしているのか? きっかけは細川成也に打たれたタイムリー“、full count “DeNA度会が痛恨の“サヨナラ悪送球”…膝から崩れ落ち呆然 同僚に抱えられベンチへ“
共に気持ちが切れるでもなく、成長の時が続いているようで何よりです。
小園投手は、入団時には速く力のあるストレートが買われて競合したんじゃなかったっけ、という記憶があるのですが、プロ入ってやってみた結果、色々とイメージと異なる部分が(小園投手自身に)あったということなのでしょう。
結果、プロ入り後に習得した部分も含めて、ストレートを軸としながらも変化球を多用した組み立てで勝負する投手へと切り替えているようで、なるほどこれはまだ少々時間がかかりそうだといったところでしょうか。
渡会選手は、サヨナラ負けに繋がった痛恨のエラー、見てる側としても単純に色々思うところはあったのですが 笑(この日二度目のエラーでしたからね)、若手選手の暴投ということであれば何試合か前に同じドラ1入団の森敬斗選手もやらかしていますし、同じ試合ということでも、セカンド牧選手が相当痛恨のエラーをやらかしてもいるので、「いくら何でもあの試合で渡会だけを責められないよね」は、あるといえば普通にあったところでもありました。
そもそも、あれって一点を争う場面で攻めたプレイをした結果のミスですからね。
攻めた結果、まさかのミスをして膝から崩れ落ちて、ということであれば、これはもう周りとしても無碍には出来ない類の話しではないでしょうか。
そういう試合展開にしてしまった、チームの在り方にも問題があったってことですね。
それを言うと、渡会選手に関しては、サヨナラエラーよりその一つ前のエラー(ライトへの打球を後逸した奴ですね)の方がでかかった気がします。
サヨナラエラーはまだいい(というかまだ仕方ないと割り切れますし、それ以上に意気を買えます)、それよりも、ああいう凡ミスは無くしてほしいってところですか。
ただ、それで勝負が決まってしまったという痛恨のエラーだった点は、さすがに滅茶苦茶効いたんじゃないかなと思うのですが、ここで比較に出したい選手としては、例えば渡会選手と同じ横浜高校OBである、松坂大輔投手ですね。
横浜高校野球部OBであれば間違いなく知っているでしょうが、彼は高校三年生の時に春・夏の甲子園大会を含む公式戦に全勝して高校野球のレジェンドとなりましたが、その一年前、高校二年生の神奈川大会の決勝でサヨナラ暴投やらかしているんですよ。
今でも検索したら一発で出てくるレベルのドデカイミスですね。
並の選手だったらあれで完全につぶれていてもおかしくなかったんじゃないかとは思うのですが、そこから立ち直って翌年公式戦無敗、プロに入ってもいきなり無双することに繋がったと。
逆に、あのやらかしが強烈な衝撃になったということであれば、渡会選手にはそういう(どでかく跳ねることになる)チャンスが訪れたってことでもあるんじゃないかと思うんです。
ポジティブに捉えれば、少なくともファン目線からだと、それを期待出来る類のミスなんですよね。
PL時代の清原選手にも似たような話があったかと思いますが、後にデカくなる選手って、大抵若い頃にありえん失敗の一つ二つ、持ってたりします。
ということで、なんにせよ、まずは凡ミスを無くしてほしいってことと、その上で、そのガッツだけは忘れないでほしい、無くさないでほしいってことですか。
目下絶賛成長中の小園投手共々、期待の新人の成長を、一ファンとしてこれからも楽しみにしたいと思います。
関連:【Baystars/ホロ苦デビュー】21年ドラ1・小園健太投手がプロ初登板・初先発、【Baystars】ドラ1ルーキー渡会選手、8回に球団史上初の新人グランドスラム弾
タグ