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今度こそ、ここからが折り返し?
久々の横浜編へ
ネタバレアリの龍が如く8レビュー。
前回の続きで、今回は8章からです。
(2025年3月2日加筆修正)
参考
さっちゃんvsソンヒ
異人町編では久々にさっちゃんが登場します。
本職のキャバ嬢としてのお仕事中に、桐生ちゃん、ナンバ、ソンヒの三人で絡んでいくことになるのですが、お店に来たソンヒを一目見た瞬間早速微妙なことを言い出して、パーティ加入の話しになってみれば、これまたいつものように無意識を装いつつ、ソンヒを煽り散らかします。
ああ、また、あれか。
さっちゃんがソンヒを一方的にライバル視する、その様子をソンヒが生暖かく受け流す、みたいな奴かなと。
やっぱりさっちゃんとソンヒはそういう相性なのでしょう。
と言うよりはこの場合、さっちゃんからすると無視できない何かをソンヒが持っているということなのでしょうが、ある意味期待通りの二人の掛け合いを見ることが出来ます。
再びサバイバーでの同窓会
その後、仕事あがりのさっちゃん含め、4人でサバイバーへ。
サバイバーといえば、既視感の塊であるコワモテマスターがいることでおなじみ、異人町のたまり場バー。オシャレで雰囲気のあるお店を任されている”コワモテマスター”は、“3”で高層階の事務所にいるところをヘリに襲撃され、桐生ちゃんの目の前で帰らぬ人となったはずの柏木さんに激似であることでおなじみです。
柏木さん以外の何者でもない顔をしたマスターと、これまた桐生ちゃん以外の何者でもない「浄龍」あるいは「鈴木太一」が、異人町の片隅にて「果して何年振りになるんだろうか」という再会を果たすのですが、そこで出来た微妙な間によって”答え合わせ”が終了します。
まあそれはそうだよね、という、桐生ちゃんを通じて可能となった柏木さんの本人確認ですね。
ソンヒが二人の間に割って入ることによって次の展開へと進むことになるのですが、サバイバーといえばやはりカラオケですね。
今回のカラオケタイムは色んな意味で滅茶苦茶面白かったです。
というか、ソンヒはずっと桐生ちゃんに憧れていたようなのですが、そうなの? マジで? と、割とここもびっくりな話題でした。
龍が如く名物(?)といえば
そもそも”如く8”は、恋愛SLG(ギャルゲー)ではなくてヤクザRPGです。
毎度毎度の”如く”シリーズということでも、こういう方向で浮かれているとその隙にヒタヒタと次のピンチが忍び寄って来ることになるんですよね。いつもいつも。
他ならぬ8の序盤もそうでしたが、そもそも初代龍が如くのアップデートバージョンである“極”で地獄が始まったのは、冒頭のっけからおめでたい雰囲気で続いてきた流れの延長で、みんなでユミのハッピーバースデーを祝って二組のカップルが内定した直後のことでした。
そして最終的には泣けるMADの世界(※)へ、という感じではありましたが、要するに如くの世界では”ほっこりし始めたらヤバい”ってことでもあるのかもしれません。
その点についてはやっぱり割と今回も、だったんですよね。
一同のサバイバーでのカラオケ中に「えーと、あなたがたは解散を目指していたはずでは?」という横浜星龍会で言行不一致な組織の肥大化が続いているということが”ソンヒへのコミジュル情報”として入って来た後、例によって例のごとくな急展開が訪れます。
参考
星龍会-パレカナ-バラクーダ-ガンジョー
vsハワイの裏社会、桐生ちゃんのエンディングノート的展開、双方に同時にそれが訪れるのですが、まずはきな臭い方から行きましょうか。
ソンヒが受け取った情報の真偽を確認するためとして、星龍会本部(旧・東城会本部)へ乗り込んで進めた現代表の海老名+沢城のカシラとの対談後、横浜星龍会とハワイの宗教団体・パレカナのつながり(もちろん、裏まで含めた関係です)が発覚します。
対談後、ネット経由の騒動で知らされることになる、といった形ですね。
パレカナと繋がっているということはバラクーダやガンジョーともつながりがある、むしろ横浜星龍会的にははじめからそこを前提として動いていたということになるのですが、とりあえずは”その関係を星龍会が知っていること”が桐生ちゃんたちに筒抜けとなってしまうと余計な疑いをもたれる元になってしまうので、星龍会的には当然のこととしてサラッとすっとぼけることになります。
「いや、その話本当なんですか?(迫真)」
という感じの海老名の反応に一度は桐生ちゃんたちも騙されかけてしまうんですが、恐らく海老名の本音的には、
「え? お前らもうそんなことまで知っちゃったの? マジ?」
という反応ですよね。
その直後、件の多々良チャンネル(大手暴露系VTuberチャンネル)で星龍会との密談の様子を”桐生一馬が生きていた!”という動画のリークによって流されることで、桐生ちゃん一派が冷や水をぶっかけられる形となります。
「ネットで自分たちが燃やされたことによって、後からその事実を知った」という形ですね。
海老名が指揮する横浜星龍会的には「やっぱりバレちゃったか 笑」「ならば相手をつぶすまで」のターンだということで、ハワイの一番共々、桐生ちゃんたちもここから追い込まれていきます。
沢城のカシラは敵なのか味方なのか
物語はここから、茜さんとラニの所在を巡り、キーマンが沢城のカシラになっていくというフェーズに突入するのですが、この人はそもそも”7”の時からよくわからんところがあった人だったんですよね。
よくわからん、要するにおいそれと安直に信用することが出来るような人にはとても見えなかったという、そんなイメージを持つ人だったように記憶しています。
若い頃から割とフリーダムな生き方をしてきた人で、一番みたいに死ぬほどおやっさんに憧れてしまったからだというような情熱があったわけではなく、なるべくしてヤクザになるような人生を送って来ていた、そしてその結果ヤクザになって身を立てたと。
7開始早々の一番も、借金取り立て時の小細工がバレたことからいきなりこの人に指詰めさせられそうになったんですよね、そういえば 笑。
冷酷残忍で腕っぷしはかなり立つ、わかりやすいのは荒川のおやっさんへの忠誠心と「イチ(=一番)が大嫌い」ということ。それでも荒川のおやっさんに信頼されていたあたり、少なくともヤクザとしての筋は通すタイプの有能な人なんでしょうが、結局のところ本質としてはとことん凶悪なだけの人なのか、それとも素人にも理解できるカッコよさを持つ類の人なのか。
“後者だった”とはっきりしたのは最後の最後でした。
カシラの依頼と星龍会の陰謀
一番が茜さんを訪ねてハワイへ赴き、結果数々のごたごたに巻き込まれることとなったという今回の問題で「そもそも」を言うのであれば、「おやっさんの恋人だった、つまり一番のカーチャンである茜さんが一番に会いたがっているからハワイまで会いに行ってやれ」と一番に頭を下げて頼み込んだ、沢城のカシラの依頼が全てのはじまりです。
思えば横浜の倉庫で沢城のカシラと久々に再会したのも、炎上後職を失ってからハワイへ行くまでの間のことで、”一番のハワイ行き”依頼のタイミングは”ガセネタでの一番炎上”の後を受ける形になったという、中々に絶妙な形だったんですよね。
ですが”一番との再会を切望していた”という茜さんは、一番がハワイについた時にはすでに行方不明となっていました。
なぜかといえば茜さん自身が信者だったというハワイ土着の宗教組織・パレカナとの間に距離を取っていたからで、茜さんがパレカナと距離を取ったことの理由は、代表・ブライスの存在にありました。
先代の遺言でも「ブライスは胡散臭い。あいつに跡を継がせるな」といったことが言われていたため、茜さんは後継の証となるネックレスと先代の血を引く子(ラニ)を連れて、命からがらの逃走中だったんですね。
当然、正統な後継者の地位を狙うブライスとその一派は、茜さんがつれているラニ、及び後継者の証となる印章を狙って茜さんを追います。ハワイ中どこを探しても全く見つからない茜さん(ハワイの海の上、船上での逃亡生活を送っていました)をどうやって確保したらいいのか。
「そうだ!それなら一番がいるじゃないか!」
というところに横浜星龍会(+パレカナ)側が気づいてしまえば、”一番をハワイへ行かせろ”となったとしてもそれは至って自然なことです。
茜さんが強く望んでいた一番との再会の場をセットすれば、行方不明となっている茜さんが一番の下に現れることを期待できる堅実なプランが組みあがることになるためですが、そうはいってもこういうシナリオは一番と茜さんの関係を知っている人間にしか書けません。
横浜星龍会の新参(例えば若頭の海老名や、その手下として動いていたエイちゃんなど)にはまず無理なことなのですが、そこに沢城のカシラがいるとなれば話は変わって来ます。
なんせカシラこそが”一番と茜さんの血縁”を証言出来る唯一の人間、つまりはこの話しの確かなネタ元だったためですね。
そのため、一見すると明らかに「やってんねぇやってんねぇ!カシラぁ!」となってしまう場面なんですが、ここで他ならぬ一番から疑義が呈されます。
星龍会は本当に一枚岩なのかと。
曰く「カシラはたかだか星龍会内部の仕事がどうだで自分に頭を下げるような人間ではない、それをしたのは話しがおやっさん絡みだったからだ。そしてそうである以上、その態度に含みはないはずだ。だからこの点にはしっかりした確認が必要だ」と言ってのけるのですが、沢城のカシラ的には一番をハワイへ行かせた事の理由が本当に言った通りのことでしかないのか、それともやはりパレカナ+星龍会の都合を含んだものなのか。
結論としては一番の言うとおりに前者だったのですが、今回はここで一旦プレイ終了としました。
胸熱な展開や、同窓会な話題として
「重症だった桐生ちゃんの療養のため」ということで横浜に帰って来た桐生ちゃんとナンバだったのですが、やがて星龍会のグレーな動きをが表面化するタイミングで、ハワイにいた大道寺一派の花輪が逝ってしまいます。
“7外伝”からの付き合いであるとはいえ、桐生ちゃんとは既に色々あった仲であり、なおかつ”5”の森永であるというまことしやかな噂もあった花輪がこんなにあっさりと。
異人町のたまり場・サバイバーには柏木さんのようなマスターがいたり、ハワイのたまり場・リボルバーには”3”で峯と共に死んだはずのアンドレ・リチャードソンのようなマスターがいたりと、如く世界の死亡確認については”魁・男塾”でいうところの王大人的なガバガバっぽさがあることでもお馴染みですが、とりあえず花輪が逝ってしまわれた、ということになりました。
ハワイの拠点で花輪が帰らぬ人となった時にはそれなりのショックを受けたのですが、なんだかんだで泣ける要素がボチボチ増えてきたかなというのが、10章途中までの感想です。
ナンバ、さっちゃん、ソンヒと共にお墓参りに向かう桐生ちゃんや、伊達さんとの再会後には彼の粋な計らいから沖縄の太一とも再会を果たすシーン、さらにはサバイバーにサラッと出て来た探偵二人が”ロストジャッジメント”の杉浦と九十九だったり、あとは横浜での大ピンチを前にしてとうとう残りの二人、趙天佑とハンジュンギが参戦するなど、過去作・周辺作のファン歓喜な時間帯も到来しました。
特に全く予想外だった杉浦と九十九については「ん?異人町の探偵を試験的に雇ってる? ていうか異人町の? 探偵? あれ、こいつらって、おお!杉浦と九十九じゃねーか!!おおー!」みたいな感動もあるにはあったのですが、“7外伝”には桐生ちゃんとゴリラゴリラ言い合った海藤さんのサブクエみたいなのもあったんだし、そういうことであれば神室町に戻ったらその時には源田法律事務所の面々とか八神なんかも出てくるってことなのかな? なんて想像も働きますが、その辺は神室町編になってからのお楽しみですね。
チーちゃん=多々良ヒソカ
「してやられた」的な意味での泣けてくる話として、”多々良チャンネルの主であるVtuber・多々良ひそか”の正体がこともあろうにハワイ以降の身内のチーちゃんだったり、そのチーちゃんの”仲間”が星龍会(+ハワイマフィア)と連携していたエーちゃんだったりと、一番達の動きが常に相手サイドに筒抜けとなっていたことが発覚した、というような急展開なんかもあったりしました。
結局はこれで、茜さんと並ぶ重要人物だったラニをあっさり敵方に奪われてしまうのですが、前記した”花輪の死”もこの騒動時のことでした。
今度こそ、山井が仲間に?
本当に踏んだり蹴ったりの最悪な展開続きとなってしまったのですが、そんな中、
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
という展開がハワイで一つだけ。
なんと、あの山井が味方陣営に加入してくれます。
山井よぉ・・・最高じゃないか。滅茶苦茶強いっていうか戦闘中に笑っちゃう位強い。
これまじで嫌だったんだよなぁという攻撃でバンバン敵をぶっ飛ばして行く山井。
最高でしたというか爽快でしたね。
・・・、途中までは。
山井を正式に味方に引き入れるためには改めて山井をボコる必要があるということで、敵陣営をやっとのことで片づけた、回復アイテムほぼ使い切った段階でデジャブな状況がもたらされます。
ここで今からまた山井とやるの? さすがに冗談でしょ? という。
そして蘇るかつてのイメージ。
お前ふざけんなマジで、という地獄の山井戦へ。
せめて全回復スポット用意するなり戦い前に回復アイテム用意させてくれる間を作るなりなんなりしてからの戦いにして欲しかったと思いつつ、泣く泣く進めた山井戦の後。
ようやく山井を味方に引き入れることが出来ました。
ただ思ったんですけど、山井ってジャスガ(=ジャストガード)を確実に取れるのであればそこまでというか死ぬほどの強敵ではないのかもしれませんね。酷い時はダメージ桁一つ違わないか?みたいな違いがあったようにも思うんですけど、ジャスガ率半々くらいだとやっぱりさすがに厳しいものがありました。
ということで、次は10章の途中からです。
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