【祝/2024イースタンリーグ】横浜DeNAbaystars、42年ぶりのリーグ優勝!

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"https://www.youtube.com/watch?v=P1lDZR9Qy44"より引用

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一軍では98年の日本一が38年ぶり、あれ以来26年間日本一から遠ざかっていますが

参考:DeNAベイスターズ公式サイト “2024年度 イースタン・リーグ優勝決定!!“、NPB公式サイト “イースタン・リーグは横浜DeNAベイスターズが42年ぶり4度目の優勝

球団史他について:DeNAベイスターズ公式サイト “ヒストリー(球団史)“、横浜スタジアム公式サイト “横浜スタジアムの歴史“、NPB公式サイト “平松政次“、名球会公式サイト “平松政次“、千葉ロッテマリーンズ公式サイト “ヒストリー“、田中将大選手日米通算200勝応援特設サイト

ファームの方はなんと42年ぶりのリーグ優勝だったということで、平成丸々空白期間を挟むこととなってしまいましたが、その分、優勝を勝ち取った選手たちにとっては感動もひとしおだったことでしょう。

ちなみに、前回の優勝は1982年=昭和57年

横浜ベイスターズ時代をすっ飛ばして、横浜大洋ホエールズ時代、それも結成から4年目の出来事だったようですが、”ホエールズ”は78年(昭和53年)の横浜スタジアム竣工と同時に、川崎を本拠地とする”大洋ホエールズ”から、横浜を本拠地とする”横浜大洋ホエールズ”となりました。

この点、古いファンの中には、横浜スタジアムのことを”ハマスタ”と呼ばず”スタジアム”と呼ぶ方が今でもぼちぼちおられますが(それでも現在では大分少なくなった、というよりはほぼいない、話しているうちについついポロっと隠し切れずにその呼び方が出てしまう、という程度であるようにも感じますが 笑)、確かに、横浜中心部で”スタジアム”と言った時、当時は他に該当する施設もなかったんですよね。

「スタジアムと言ったら横浜スタジアム以外にないだろう」という感じですか。

横浜にプロ野球チームが来た、それも新築の眩しい球場を本拠地とすることになった(もうこれ自体で誇らしい)ということで(?)、昭和の頃は”スタジアム”呼びが普通でもありました。

それが今では。

横浜公園横の交差点名まで”ハマスタ入口交差点“、なおかつ、そのことにさほどの違和感を感じるわけでもないという。

これもまた時代の流れ、という奴ですね。

新横浜にはアリーナが出来て久しい、みなとみらい地区にはそこそこのキャパを持つ様々な集客施設が林立している昨今、ただ単に”スタジアム”なんて呼んだところで「いやいや、どこのスタジアムだよ 笑」となってしまっても、無理のないところかもしれません。

参考:【イベント参戦】ライブハウス・コンサートホール・イベントホール、それぞれの違い

その一点を取っただけでも、中々に隔世の感を禁じ得ないところでもあります。

川崎(旧・川崎球場)→横浜(横浜スタジアム)という本拠地の移転については、同県内、しかも隣接市にあたる都市への移転だったということで、ホエールズに出て行かれた形になった川崎市(≒旧・川崎球場)との間にいざこざ・禍根が残ったとか残らないとか、そんな話を聞いたことがあるようなないような気もしますが(あくまでうろ覚えの記憶であり、信ぴょう性も定かではありません)、ホエールズと入れ替わりでロッテ・オリオンズ(現・千葉ロッテマリーンズ)が川崎球場を本拠地とすることになったので、川崎では単にそれで一気に”ホエールズ”が過去のことになってしまった、という話しだったりしたのかもしれません。

ともあれ、前回ファームでリーグ優勝した、82年ですね。

一軍の有名選手で言えば、ホエールズ・ベイスターズの投手では初めて名球会入りしたというレジェンド投手、平松政次まさじ投手の現役最末期が被っていた時期です。

どんだけ懐かしい話しが出てくるんだよ 笑、といった遡りも楽しめてしまいますが、平松投手は「プロでは大成しない」と言われることが多い甲子園優勝投手(65年春の選抜大会)であり、甲子園優勝投手の中では唯一、名球会入りした投手でもあります(現在、楽天イーグルスの田中マー君が日米通算197勝で”二人目”あと一歩のところにまで迫っていますが、現実問題としては中々厳しいみたいですね)。

プロ入り後はカミソリシュートを武器として、球界屈指の”巨人キラー”対巨人戦51勝は歴代二位の記録です)として名を馳せることになるのですが、ちなみに平松投手は82年に9勝(1完投)を挙げ、その翌年に8勝(4完投)を挙げて名球会入りを決めると、さらにその翌年=84年に1勝を挙げて現役を引退しました。

元々は巨人ファンであり、巨人からの指名確約もありながら指名を外された、そんな確執があった上での”巨人キラー”への転身であるというあたり、同郷(岡山)出身の先輩であり、かつ中日ドラゴンズのエース投手だったという、同じく”元巨人ファンの巨人キラー”星野仙一投手のキャリアが被ってくるところでもありますね。

といったところで、少々余談が長くなりましたが、つまりは前回ファームで優勝した82年はまた、球団史に名を残すレジェンド選手の現役時代でもありました、なんて話しでした。

あと8年で半世紀ぶりとなるところでしたが、なにはともあれおめでとうございます!

ぜひぜひ、一軍チームもこの勢いに乗って最後のひと頑張り、”勝ち切る覚悟”で突っ走りぬけてください。

DeNAベイスターズ公式YouTubeチャンネル “2024年シーズン イースタン・リーグ優勝”

10月5日追記

ひなたサンマリンスタジアム宮崎で行われたファーム日本一決定戦では、横浜DeNAベイスターズが福岡ソフトバンクホークスを6-2で下し、球団史上初のファーム日本一となりました。

\横浜優勝/

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