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株高の理由は米国市場のハイテク株高によるもので
参考:ロイター “日経平均が史上最高値、初の4万2000円台:識者はこうみる“、”〔マーケットアイ〕株式:日経平均は下げ幅拡大、一時1000円超安 半導体株安が重し“、”日経平均が一時1000円超下落、大型株から出遅れ銘柄に資金シフト“
下落も然り、米ハイテク株から資金が逃げた時にその動きに連動して、中小株へと資金が流動したことによっている模様です。
他国の好況にあやかる形で株が引っ張られ(当局の動静含む)、他国市場の資金の動き等に引っ張られる形で資金が逃げて行くと。
どうやらこういう動きが、バブル期以来と言われる一連の史上最高値更新の背後にある理屈のようです。
皮肉なことに、その間、外為市場では日本円が分かりやすい(円安基調の)値動きをし続けているんですね。
“バブル”の頃は地価上昇が株高に連動している部分がありましたが(是非や賛否はともあれ、実感には結びつきやすいでしょう)、対して現在、株高方面の値動きはほぼ対外依存となっています。
国内経済に決定的ともいえる起死回生の策があるわけでもない以上致し方のないところではあるのですが、それは実感云々言われても、一般社会人的にはなくて当たり前だ(むしろ危機感を持つくらいの感覚が正常です)って話ではありますね。
類似:【日本経済】日経平均株価は一時650円以上値下がり、”円安”は歴史的水準へ、【為替/再びの正念場?】気が付けば、再び1ドル=160円ラインでの攻防が始まりました
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