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NPB復帰自体はほぼ確定だということで

昨日おとといあたりから、突如として関連報道が増え始めた筒香嘉智選手。

DeNAベイスターズからタンパベイレイズに移籍したのはもう５年前のことになってしまう形ですが、どうにもうまいこと行っていなかったというアメリカでの選手生活に見切りをつけて、日本球界に復帰する決断をした模様です。

いつものように単なる飛ばし記事かと思ったら、今回はどうやらガチだったようです。

筒香選手の”くすぶり”については、現役解説者からその他大勢のSNS評に至るまで、割と一貫して”速球対応が云々”とは二言目には言われていたことです。

「速い球（150キロ↑）に対応できないなら、MLBでは活躍できない」みたいな奴ですね。

それも一理ある（？）のかもわかりませんが、そもそもそれ以前にMLBでは常に故障（右足痛、腰痛など）に悩まされていたとのことで、残念ながら、単に元々縁がない挑戦だったのだということでもあったのでしょう。

今までは「それでも、それが筒香選手の決断だったから」ということで、多難だったMLBへの挑戦を応援し続けて来たファンにしても、今回の”復帰確実”状態に至ったことを受けて、筒香選手同様、改めて現実問題としての考えを持つ必要に迫られることとなりました。

一ベイスターズファンとしては、チームに帰ってきてほしい気持ちも山々なのですが、あまりにタイミングが悪すぎやしないですかね、と思ってしまうのもまた本音だったりします。

具体的なことを言うのであれば、レフト佐野、一塁オースティン、三塁宮﨑がチームの柱となっている状態で、どういう起用を想定して、どんなモチベを与える形で復帰を要請するんですかね、というあたりですよね。

ついでに言うと、センターには桑原の他に今季絶好調の関根、ライトには期待の新人・渡会がいます。

中盤以降に離脱する選手が出て来たとしても、そこは”進化”をチームスローガンに掲げた今季ですということで、来期以降のチームに勢いを与える可能性を持った、若手の選手にチャンスをあげてほしいとなるのが人情でしょう。

ということで、ベイスターズが今の筒香選手を求めるのであれば、普通に、兼任コーチとして、なおかつ場合によっては将来的な監督手形まで切った上での復帰要請、みたいなことになるのでしょう。

正直そういう話しであれば、”筒香コーチ””筒香監督”は少なからず見てみたかったりもするんですが、ただその要請が果たして今の筒香選手にとって魅力的なものに見えるかどうかといえば、そうでない可能性の方が高いようには感じます。

単純に、プロの世界で野球がやりたくて仕方ないだけだって状態なんじゃないかなと。

“古巣であるから”という理由で呼び戻すのも確かに一興なのですが、その場合は”得点圏の鬼”である大和選手と並んで代打の切り札みたいな形での起用がメインとなるのでしょうか。

実に贅沢ですねぇ笑、という要請にはなりそうです。

なら即戦力としてまさに筒香選手を求めているというようなチームに、具体的にどこのチームだとは言いませんが、請われるままに進んだとして、それがより良い選択になりそうなのかといえば、これはこれでどうなんだろうと。

活躍出来ても出来なくても、現役生活（最長でも、残り数年程度でしょうか）限りのプロ野球とのかかわりって形になってしまう（可能性が極めて高い）ことを連想させられます。

いずれにしても、それなりに難しい選択となって来そうなところではありますね。