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あったとしても多分一通り
参考:読売新聞 “長谷川岳・参院議員の「威圧的言動」、自民の石井参院国対委員長「本人を呼んで厳しく指摘した」“
歌手の吉幾三さんと同じ飛行機に乗り合わせたのが運の尽き?だったということで、あちこちから出るわ出るわと次々に問題事案が告発されまくり、炎上に次ぐ炎上を繰り返したという、自民党の長谷川某議員。
さすがに(ただでさえ支持率が底を打って久しい)自民党もヤバいと思ったのか、”叱責”のポーズは取ったようです。
とはいえ、まずはいい加減還暦が視野に入って来ようという50を過ぎたオジサンに、この期に及んでの”叱責”程度で一体何を期待してるんですかって話ですし、この手の人にこの手のことを今更言い聞かせたくらいで行動改善が期待できるのであれば、はじめからこんな大問題にはなっていないでしょう。
仮にこれで言動が改善されたとして「日本中からフルボッコにされた上、同じコミュニティの上司から厳しく叱責されないとその程度のことにすら気づけない」時点でどうなんだと。
こんなことを言い出したら永田町から人が消えてしまいそうですけど、そんな国会議員、さすがにイヤすぎますよ 笑。
そもそもこの手の行為の常習犯に地位とか権力与えて部下を付けること、それなりの仕事を任せることって、例えていうならギャンブル依存症の人にムダ金渡して「無駄遣いするなよ」「ギャンブルには使うなよ」と言ってるようなものです。
「押すなよ押すなよ!」っていうあのコントと同じで、「やれ」と言っているに等しいんです。
対応策にしてもただ一つ。
当人より社会的な地位や権力、年齢等が下回る人間とは仕事をさせないこと(つまり、やりたくてもそれが出来ない立場に強制的に身を置かせること)以外にないのではないですかね。
自民党が本当に何とかしようと思っているのであれば、まずはそこからです。
そういえばその昔、自分の秘書に向かって「この、ハゲー!」とかなんとか言いたい放題のパワハラ繰り返していたオバサン議員がいましたけど、あの人も結局、国権の中枢から退いた(民意で退場させられた後に、再起の打診を自身の意思で固辞)後になってやっと我に返ったという流れがあったんだし、改善を期待するなら”叱責”では無理じゃないかなと、そんな風に思ったりします。
今や人生80年時代、50過ぎとはいえ平均で考えたらまだまだ四半世紀以上は人生残されていますということで、行為改善後の善行を、国の中枢とは別の分野で期待したいところです。
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