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LAD 11-9 COLと、スコア的にはいわゆる”馬鹿試合”のそれなのですが
参考:full count “ド軍が5点差大逆転勝利 大谷翔平は特大20号で口火→9回7得点…HRリーグ最多タイに“ほか
いうほど乱れた(終始シーソーゲームの乱打戦みたいな)試合にも、あまり見えませんでした。
終始押していたロッキーズが、なぜか負けてしまったみたいな、そんな試合でしたね。
というのも。
この試合、無音でBGV的に観戦していたのですが、9回1アウトで打席にドジャースの9番・ヘイワード選手が入っていたっていう場面。
結果的にグランドスラムで一点差ってなったんですけど、その直前に微妙なハーフスイングで塁審にギリセーフ判定されているんですよね。
それまで観ていた感じ、ほぼ99%、ドジャースの負け確みたいな流れが出来ていた試合だったので、あれで「あー、今日は終わったな。まぁまぁ、こんな試合もあるにはあるか」なんて思ったら塁審はセーフの判定。
「え?まじで?笑 これはヘイワードラッキーだったな 笑」
なんて思っていたら次の瞬間、コロラドの監督がものすごい勢いでベンチから猛抗議。
それはそう、無理もないというところですね。
観た感じ、吐き出せば吐き出しただけさらに怒りがこみあげてきてどうにもならなくなっていくという類の猛抗議で、これちょっとヤバいんじゃないかななんて思っていたら、何事かを怒鳴り散らし続けながらベンチ奥へ。
案の定、退場処分ってことになってしまったらしいです。
実際スローで見たらわずかにヘイワードの手首回っていたっぽいようにも見えたのですが 笑、あのハーフスイングとその判定、さらには猛抗議によって生じた間で、テレビ越しにもなんとなくその場の空気が変わったの感じたような、そんな一瞬でしたね。
「これでヘイワードがグラスラなんてことになったらさすがに笑っちゃうというか、マジでロッキーズファン悪夢もいいとこだな」「でもえてしてこういう時に限ってなんかあるんだよなぁ 笑」なんて冗談半分に思っていたら、まさかの、わが目を疑うような見事な満塁弾。
まだ一点差あったとはいえここで打順トップに戻っちゃったんで、ロッキーズ的にはとにかくアウト一つとって打線の勢いをぶった切りたい、反撃もここまでだったってことにしたいという、そんな場面だったわけですが、ここで迎えたバッターがこのところノっているオオタニサンだったというあたり、なおかつ既に監督が退場させられてしまっていたというあたり、ロッキーズは完全にツキに見放されてしまった感が強かったところでしたね。
なんだかんだでズルズルとチャンスをつながれた後、4番ヘルナンデスの3ランでとうとう逆転を許してしまいました(結果、5点差を跳ね返す1イニング7得点)、という、去年あたりまでだったら大谷選手が”される側”だった試合(なおエ)の典型みたいな、ガチで強いチームの試合を”強い側”で楽しむことが出来たあたりはラッキーでした。
SPOTVNOW “【大谷が4年連続の20号!チームも9回に5点差ひっくり返す劇的逆転勝利】ドジャース vs ロッキーズ 試合ハイライト MLB2024シーズン 6.19”
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