この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

どうやらバウアー獲得は現状進展なしっぽいということで、意図云々以前に不安の方が大きく

参考：【baystars】現役ドラフト、バウアー復帰の噂等々、来季に向けた”オフ”が加速、【今度はトレード/baystars】ベイスターズ・濵口遥大投手がホークスへ・三森大貴選手とトレード、スポニチアネックス “DeNA　バウアー獲得へ全力注ぐ！またドラ1腕放出で先発補強へ　MLB復帰最優先も“、full count “DeNA、オフにドラ1を2人“放出”　さらに異例の同一球団…衝撃展開に「勘弁してくれ」“、NPB公式サイト “濵口遥大“、”上茶谷大河“ほか

かたや現役ドラフトかたやトレードと、移籍の形こそ違いますが、結局のところカミチャと濱ちゃんの移籍についてはチーム（＝フロント）としての選手への恩情からということなんでしょうか。

JB解雇については未だに意図がよくわからないし、フォードについては「いつの間にかいなくなっていた」感の塊だったりもします。そういえば先日、期待されていた育成投手も自己都合で退団したようですが、まあ色々と、せわしないオフになってきました。

で、その中でも最大級のインパクトを持っていたのが上茶谷投手と濱口投手のホークス移籍ですが、どういう意図かと考えた時に、一つにはチーム事情を抜きにした、選手個人への恩情からの移籍だったのかなと。

というか、二投手の残留と移籍、実際のところどちらが彼らのためになるのかと。

今のベイスターズであれば、活躍の場が与えられている選手が自分から「移籍したい」などと言い出すようなことはまずないでしょうが（除・MLB移籍）、実際のところ「移籍で飛躍しそうかどうか」と考えてみると、今このタイミングという条件を加味した場合、この二人に関してはそれがありそうな投手にも見えるんですよね。

ましてや移籍先が同一リーグではない上、色々言われることも少なくない、今やアンチの数ではジャイアンツと一二を争うレベルにあるのではないかとも言われているとはいえ強豪ホークスですからね。

日シリでの対戦の記憶も生々しいところですが、異なる環境を与えるため、移籍「させてあげた」？

含みとしてはわからんでもないし、もちろん、ただ選手を一方的に譲渡しただけではない、仮にそういう話しであれば、ファンとして今のDeNAベイスターズのそういうところも好きなんだって話ではあるのですが（緊張感を持ちながらも、いい意味であったかいんですよね）、何分にも実際の台所事情が台所事情なだけに、なんとも複雑な気持ちにさせられます。

「いや、来季の投手編成、どうするの？」って。

「どうせ裏では色々表に出せないあれこれが確定しつつあるんだろう？」とは思いたいですし、「早いところ、バウアー横浜復帰ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!をやらせてくれ！」とも思っているんですけどね。

ともあれ。

未だにこの二人がチームを去ってしまうということが信じられない感じではあるのですが、その感情をさておくとすると、結局は左右”期待されてはいるものの、いまいちパッとしなかった”投手の筆頭格の二人でもありました。

年１～２で“神茶谷”となる上茶谷投手、同じく年１～２で“SSR濱ちゃん”となって球界トップクラスのパフォーマンスを発揮する濱口投手、そういうのがあるから余計に焦れてくるところではあったのですが、二人とも、揃いも揃ってキャリアハイがドラ1の入団年（濱口投手は17年、上茶谷投手は19年）なんですよね。

ただでさえドラ1入団であることへの期待がある上、ただただダメなわけじゃなく、なまじすごい時があるからこそ余計にイメージが悪くなってしまう（サボってないで真面目にやれコラ的な）こともあるという、理不尽といえば理不尽な評価持ちの二人でもあった気がします。

20年代以降と括ってしまうとどうにもパッとしない方向で安定してしまってきてもいたので、日本一ブーストかかって二人とも滅茶苦茶気合入れてオフを過ごすことになったとしても、結局のところワンチャンあるとするなら横浜以外の球団かなと。

二人の投手への愛着は別として、そういう来期以降への雰囲気。

ここ数年の実績、あとは移籍先がホークスであるあたりから、今更じわじわ滲んでくるところではあります。

本当に、今のところ来季の先発ローテ、ブルペン、共に不安で仕方ない状態は続きますが、この二人の応援については、あとはホークスファンに託しました。

よろしくお願いします！