【兵庫県/超パワハラ疑惑】いよいよ悪夢と現実の境が怪しくなってきた模様です

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安芸高田の某氏と同じ類の首長ではあるのでしょう

東京都、広島・安芸高田市と来て、”次の被害”は兵庫県にもたらされたようですが、今度の残念知事はトップダウンで内部告発者のがさ入れを指示していたようです。

参考:兵庫県知事・斎藤元彦(46)の自死局長ガサ入れ指示書をスッパ抜く! 「ICで録音させて」「不在の場合は待機」【全文公開】

清々しいまでの”公務員のコンプラ上等”今日日一旦露となってしまった以上、さすがに無事で済むはずはありませんということで、一度付いた火は現在果てしなく燃え広がっている模様です。

行く先々で名産品等々をクレクレし、職場にあっては知事の立場から職員を見下し些細なことからキレ散らかし、街を出歩けば他人の都合お構いなしに「自分がそこにいる」ことを周知させたがり、ルール上等法律上等で俺様の存在が法律なんだとばかりに振舞い続け、職員対象としたアンケートを取ってみれば、出るわ出るわの悪態三昧。

当然の反応として、現在民意による大バッシングにより、退場一歩手前のところにまで追い込まれている模様です。

参考:ANNニュース “兵庫県知事 自作メモで「嘘八百」批判か“、”「靴べらなくて激高」「ペンのインク出ずどう喝」兵庫県知事、新たなパワハラ疑惑噴出“、集英社オンライン “<兵庫県職員アンケート全容入手>「ボクは知事なんだぞ!」カニ、靴、革ジャン、姫路城のレゴ…“おねだり知事”のあきれたタカリ癖「視察先は何がもらえるかで決めている」パソコンを投げつけられた職員も“他

今現在市井で問題とされているこの人の言動の数々は、ぱっと見マジで頭がおかしい人の挙動にしか見えない節があるのですが、それでもこの人は常に泥酔しながら仕事をしていた、出来損ない酔拳の使い手なんですとかそういう話しでは、全く無いですからね。

正気を保った上でやりたい放題やり散らかしてきた結果がまさに今暴かれているのだということで、ここまでくると、いよいよ悪夢が現実に降りて来たという形でしょうか。

100万歩位かあるいはそれ以上譲ったとして、

「実はこうならざるを得ない特段の事情とでもいうべきものがあったにも関わらず、その部分がまるごとすっ飛ばされたまま報道されていたのだ、彼もまたマスコミのスタンダードな捏造偏向報道の犠牲者だったのだ」

ということだったとしても、報じられたふるまい自体は事実なのだとするのであれば、弁解の余地は一切ない、まごうこと無き一匹のモンスターがそこにいるということになってしまうでしょう。

これが少年誌の人気連載漫画の話しであれば、この先主人公とのバトルによってモンスターが人の心を取り戻す展開が待っている場面なのだ、というのが一つの王道的展開ではあるのですが、地方自治法100条を根拠とした地方議会の調査システム・”100条委員会”という、いわば”お白州”に引っ張り出された段になって漸く「今後は心を入れ替えて云々」言ってみたところで、時すでに遅し。

そこは心を入れ替えたことを表明するための場ではない事実関係を調査するための場ですからね。

参考:e-GOV “地方自治法100条

いくら何でもここまで全力で大暴れしてしまっては、酌量の余地なんて微塵も残らずに吹っ飛びます

改心するにしても、それを前提として一からやり直すにしても、さしあたり公務とは縁もゆかりもないところで、理解ある人たちに囲まれつつの再起を期待したいところです。

類似:【パワハラ/カスハラ】こういう人の扱い方、あるいは適材適所な配置って

今にして思えば、

お前は医者の団体から受け取った5000万円を本当に返したのか疑惑」に直面し、

返却に使ったというスーツケースに札束詰め切れなかった猪瀬都知事とか、

公私混同して自腹をケチりまくった挙句

湯河原の別荘行くのに毎度毎度公用車使ったことを問い詰められたという舛添都知事なんて、

死ぬほど情けないですが、まだまだかわいいものだったのかもしれません。

彼らの場合はなんというか、

「それにしたって、もうちょっとTPOやら職業倫理ってものを考えてくださいよ

というように、悪いには悪い、みっともないことには違いないんだけども、専ら悪い意味で人間としてだらしなさ過ぎた、セコすぎたのだって理解が(しようと思えば)出来なくもない所なんですが、そもそもそういう悪徳商人と悪代官がセットになったような構図ではなく一方的加害者ととばっちり被害者が公務の世界に同居させられているって構図ですからね。

バブル崩壊後腐るほど目にしてきた私利私欲絡みカネ絡みの汚れではなく、新手の不祥事といえば新手の不祥事でしょうか。

もちろん、今までにもそんな問題はいくらでもあったのでしょうが、人としてどこか肝心なところがぶっ壊れてしまっている人たち従来ならありえなかった層にも増えて来たってことなのか、その手の問題が本当にわかりやすく表に出てくるようになった形ですね。

そういえば、広島は安芸高田の石丸某という迷惑系首長が話題となり、“ブーメラン動画”で卑劣かつ稚拙な本性を晒された時もそうでしたが、議会の進行を無駄に遅滞させた上、名誉棄損の被害者ありポスター代金踏み倒されの被害者ありと、あれはあれで頭がおかしいとしか思えない政治屋モドキの所業が露となったケースでした。

参考:【2024年東京都知事選挙/とある”とっつぁん坊や”の善戦】現職再選については予定調和、ただし

その石丸某が一連の騒動後ににじり寄っていることがしばしば報じられた、かつ今回の斎藤某が元々深い仲にあったということでおなじみなのが”日本維新の会・大阪維新の会“(いわゆる”維新”)ですが、彼らパワハラ政治屋たちの挙動によって、関東にいると中々突っ込んだことが分かりづらい(=その気にならないと情報収集できない)“維新”の本当のところが、全国区であぶり出されているようにも伝わりますね。

ああなるほど、維新ってやっぱり(?)そういう人たちの集いなのかと。

都知事選後の石丸某がご執心であるという“日本維新の会”が中々全国区で力を持てないのもむべなるかなということなのかもしれませんが、こうなると“大阪都構想”に異常なまでの執着心をむき出しにしているという”大阪維新”の在り方からも、改めて空恐ろしさが滲んで来ます。

一度のはずが二度三度の復活、とどのつまり、

「民意?なんですかそれ? 笑」

ってことの証でもあると取れるところになって来ますからね。

いい加減、敬虔な信心を持つ”維新”信者以外はバンバン振り落とされまくるターンでしょうか。

参考:NHKニュース “維新 馬場代表 「“大阪都構想” 改めて実現目指す」

蜜月の様子から浮かんでくるイメージ的には、大阪維新の大阪行政も、石丸某時代の安芸高田市政も、今回暴かれた斎藤某の日常公務も、全て根に同種のものを含んでいるようにも伝わって来るということで、これはこれで民主主義とは何ぞやを改めて考えるいい機会になっているのかもしれません。

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