この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。
5日午後14時30分現在、1987年の”ブラックマンデー”翌日につけた3836円48銭の下げ幅を超え、下落幅は4400円超となっています
参考:NHKニュース “株価 過去最大の下落幅を記録 1987年ブラックマンデー翌日超え“
過去記事でもまとめましたが、現状の理由はアメリカの景気減速懸念を柱とする、日米金融当局の動向に依っています。
関連:【そらそうよ/日経平均株価】2日連続の急落、一時2000円以上の値下がりを記録
今年冬に日経平均株価が過去最高値を更新したというあたりからおかしいといえばおかしかった(日本経済の現状の実力を正確に反映したものかどうか、あやしいところだとも判断出来た)わけですが、いよいよその反動が、本当のところに向かっていくことになったという形でしょうか。
一方で利上げが言われた円相場では素直に(?)円高方向に推移し続け、一時1ドル142円台まで進んだようです。
そうなった理由は明白でも、目下のところ、それではこの先どういうことになっていくのかという”底”が見えない急落なだけに、今後どういう形でどういう収束に向かうことになるのか、いよいよわからなくなってきた感じですね。
24.8.6追記
翌6日、日経平均株価は過去最大の上げ幅となる、3300円以上の上昇を記録しました。
ざっくり、下げた分を戻した形ですか。
そういえば連休前の円相場でも似たような値動きがありました。
とってもデジャブな感じですが、今回の本当のところはどうなのでしょうね。
参考:【為替/ドル円が34年ぶりの水準】外為市場で円安が加速、一時1ドル160円台へ、NHKニュース “日経平均株価 一時3300円以上の値上がり 過去最大の上昇幅“、衆議院公式サイト “我が国株式市場の透明性・公正性についての批判に関する質問主意書“、”同・答弁本文情報“、株価維持政策について(野村証券、大和証券)
24.8.7追記
7日の東京株式市場、日経平均株価は取引開始直後から900円以上値下がりした後、日銀副総裁の「利上げしない」発言を受ける形で1100円以上値上がりするなど、依然乱高下が続いている状態です。
NYのダウ平均株価は、6日の東京市場の株価急騰に歩みを合わせる形で、700ドルを超える大幅な値上がりをしました。
参考:NHKニュース “日経平均株価 日銀内田副総裁の発言で一時1100円以上値上がり“、”NY株式市場 ダウ平均株価 一時700ドル超値上がり“
タグ