【日本の四季/秋の風景】各地の名物”千枚田”に、今年も実りの秋が到来

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“千枚田”とは、特に規模の大きい棚田のことです

参考:公益財団法人白米千枚田景勝保存協議会 “能登輪島 白米千枚田“、一般財団法人 熊野市ふるさと振興公社 “丸山千枚田

棚田とは“、高低差のある山の斜面等にて斜面に沿うように階段状に作られた水田のことですが、特に千枚田の場合、例えば視界の限りに続くような、平地に作られた規模の大きい水田同様に写真映えすることでもお馴染みです。

参考:【青春18きっぷの旅/三日目】新潟駅から弥彦駅へ(越後線・弥彦線乗車)【冬の東北・信越青春18きっぷ旅/その19】新潟駅から越後線に乗車、柏崎駅へ

単純にビジュアルだけを捉えても魅力的に映る他、棚田には”長い歴史を持つ”という背景がしばしば含まれることから、その刺激的な風景には時に”文化的な味わい”が伴う上、収穫以降の季節であれば”味覚”でも体感できる(白米、丸山両千枚田産については、採れた米を現地で購入、あるいは食すことができるほか、時機によっては通販でも購入できるようです)ということで、結果的に日本社会の原風景的な魅力を有すことに繋がっているんですね。

参考:農林水産省公式サイト “日本の棚田百選“、”つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~

国内では、世界農業遺産に認定されている能登半島(石川県輪島市)の白米千枚田しろよねせんまいだや、世界遺産”紀伊山地の霊場と参詣道”付近に位置するという、紀伊半島(三重県熊野市)の丸山千枚田(世界遺産の構成資産の一つである”熊野古道伊勢路”が同県内に通されていますが、古道沿いにはその直近にある丸山千枚田を望める展望台もあるようです)などが有名ですが、現在、その白米千枚田や丸山千枚田などが”実りの秋”を迎え、稲の刈り取りが行われています。

参考:日本農業新聞 “白米千枚田で稲刈り“、CBC(中部日本放送)ニュース “風光明媚な1340枚の棚田で秋の収穫 “丸山千枚田”で300人のオーナーらが稲刈り“、和歌山県世界遺産センター “熊野参詣道“、観光三重 “通り峠と丸山千枚田(熊野古道伊勢路)

特に白米千枚田の方では、今年元旦早々に発生した能登半島地震の影響の影響が深刻だった後を受け、ボランティアの力添えあっての”収穫”期でもあったということで、その喜びもひとしおではないでしょうか。

「困った時はお互い様」ということで、お米にも例年とは別種の味わいが含まれていそうですね。

参考:【冬の東北・信越青春18きっぷ旅/旧信越本線区間8】しなの鉄道線・軽井沢駅にて石川県・能登半島(輪島市・珠洲市など)で震度5強(M5.9)の地震発生

ほっと石川旅ねっとYouTube チャンネル “白米の千枚田”

熊野市VR / KumanoCity VR “【三重県熊野市】日本の棚田百選「丸山千枚田」”

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