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これはこれでただごとではないのですが
参考:東スポweb “低迷する今永昇太のカブスについに売却報道「7月の成績次第だ」「売却に向けて沈み続ける」“、不景気.com “米大リーグの「シカゴ・カブス」が破産法を申請し倒産、売却準備で“
メジャーでは相変わらずの健闘を続けている前DeNAベイスターズの左腕エース、今永投手が所属するシカゴカブスですが、チーム自体はどこか低調なようで。
どうにも、結局のところ今永投手はそういうチームに縁がある投手なのかもしれません。
日本時代に所属していたベイスターズも売却・買収後のチームでしたが、そもそもシカゴカブスについても、かつて(2009年に)チームの倒産と売却を経験したチームであるということで、今ここで売却が噂されるということについても、その過去の話しと無関係ではないのでしょう。
現実問題としてはともかく、恐らくは多少の(?)誇張が入って評されている形ですよね。
で、そういうどこか微妙なチーム状態のチームにあっての今永投手はといえば。
結論としては、”割と日本時代そのままのところに落ち着いて来た”感も無きにしも非ずです。
そのように書いてしまうとどこか平々凡々としたシーズンを淡々と過ごしてきたように見えなくもありませんが、それとは真逆の神ピッチ続きの合間に大炎上試合ありという、波乱万丈の後の現状だと考えると、見ていて相当面白い選手の一人だったのではないかと、そんな風にも思えてくるんですよね。
もしかするともしかするかも?(サイヤング賞受賞的な意味で)などという期待感しかなかった時期を経て、MLB移籍後初というレベルの大炎上を経験し、然る後に再び目が覚めるような投球を披露することになったと。
総じて、”まんま、日本時代の今永投手”っぽくなってきたといっても、渡米前、シーズン前にその中身まで予測できた人は、おそらくほぼいなかったことでしょう。
そうはいっても、結論として”まんま日本時代”となるのであれば、それはそもそもアメリカでも一線級でやれるってことの証明でもあります。
“日本でもアメリカでも2割5分”の新庄選手(現・北海道日本ハムファイターズ監督)ではないですが 笑、専門家はこういう選手をどう分析することになるのでしょうか。
ともあれ、チームはともかく、個人としてはこのまま好調を維持してほしいところですね。
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