【Baystars】3年ぶりの9連敗で、現場もファンも相当メンタルに来ているであろう今日この頃

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"https://sp.baystars.co.jp/news/2024/05/0523_02.php?sptop=pickup3"より引用

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やはりボチボチ疲れもたまってくる頃なのでしょうか

参考:スポニチアネックス “DeNA3年ぶり9連敗… 牧3番、オースティン4番など打線組み替えも不発 三浦監督「何かきっかけを」

大型連勝なんてしなくてもいいから、最低限大型連敗だけは回避してほしい

今となっては、この辺りは割とファンの総意に近いものがあるのではないかとも思いますが、ベイスターズ(さらにその昔のホエールズ)がいまいちの年って昔から大体これなんですよね。

シーズンのどこかで目が覚めるような連勝もするにはするけど、それを上回るドデカイ連敗を喫してしまう(あるいはそれに近い借金漬け生活となってしまう)、なんとなくズルズル負けが込むというよりは、どこか清々しくなるほど徹底的に負け続けてしまう、結果、連勝自体が”珍事”扱いされてしまうと。

一旦負けだすとなかなかチーム状態が上向かなくなることが多いというのも、まだまだ新生DeNAベイスターズの中に残されているのであろう、暗黒期からの負の遺産を感じさせる部分ですね。

チームの節々まで勝ち癖・勝ちメンタルが染み込んでいれば、大型連敗に繋がる前の段階で”トゥモアナ”ってことで、サクっと嫌な気分を切り替えて次に進めそうにも思えるのですが。

やっぱりこう、ノリにノッていた気持ちがそこで一旦完全に切れてしまう、ってことなのでしょうか。

まあ、一朝一夕には色々難しい部分があるってことなのかもしれません。

大型連勝も、確かに見ていて気分がいいことは確かなのですが、それよりは着実に三連戦2勝1敗ペースを維持できるようなチームになってほしいし、そのためにはやはり現状のスタッフに戦術に特化したようなコーチを即時組み込んでほしいと、改めて思えてきます。

というのも、三浦監督の采配って、割と過去の名将たちの失敗と同じ轍を踏みに行っているようにも見えてくるんです。

古葉監督(広島黄金期の監督)や森監督(西武黄金期の監督)でもダメなチームが、須藤監督(元巨人二軍監督)や牛島監督(アマ時代からプロ生活を通じ、現役時はイケイケで鳴らした元投手)で息を吹き返す(共に前年最下位からAクラス入り)あたりホント示唆的ですし、どういう理由からそういうことになるのだか本当のところはわかりませんが、過去を振り返ってみれば、どれだけ優れた選手が揃っていたとしても、原則としてあのチームのペナントレースに”戦略特化”はNGなんです、やっぱり。

キャンプもペナントも自主性重んじ基本ほったらかしで選手任せ(あるいは現実を観ず、手段を選ばずにその逆をやろうとして機能しなくなるとかも、結果としては同じことですね)、ただしレギュラーやローテ・ブルペン固定など中長期の方針には干渉してそれっぽいチームの形を整える、あとはベンチは勝てる試合だけ確実に取りに行けばいい、みたいなやり方では絶対に上を狙えないチームなんですね。

なので、先を見ることも今を見ることも同じように必要だ、精神論と同じくらい理論が必要だということで、三浦監督+98年スタッフに、後一声が欲しいところです。どうしても。

24.8.6追記

参考:中日スポーツ “【DeNA】ヘッドコーチ格の『オフェンスチーフコーチ』靍岡賢二郎アナリストを抜てき データ分析にたけ、今季はスコアラー役

どうやら該当ポジションがあるにはあったようなのですが(この辺はやっぱりさすがですね)、後半戦の戦績から判断する分に、現状だといかんせん正常に機能しているとは言い難い状況があるにはあるようです。

前半戦は確かに、試合を見ていても「(いい意味で)あれ?」と感じる展開が結構あったように記憶していますが、やっぱりデータってそこにあるだけ、まとめるだけではダメ、常時アップデートが必要な上、かつ最後には進化させていくべきものなんですよね。

その部分まで含めた上での”進化”ということであれば、やっぱり色々、ハードルは高いですよね。

とりあえず98年組って、ベイスターズ・ホエールズの歴史の中では、やっぱりいい意味で毛色が違います。

某サッカーマンガで例えるのであれば、通常時のホエールズ・ベイスターズが翼くん・岬くん込みの南葛小位のチームだとすると、98年組のチームは外部から日向くん、三杉くんを招聘し、なおかつ怪我をしない若林くんが全試合フル出場している南葛SCみたいなものなので、あのチームをそのままベイスターズ・ホエールズの当たり前だと考えていたら、普通にえらいことになります。

実際、石井琢選手谷繁捕手駒田選手大魔神佐々木投手と、当時のレギュラーメンバーから名球会に4人入ってますが(98年セ・リーグのベストナインでは6ポジションを占めています)、多分これってV9巨人(ON、堀内投手、柴田勲選手)や黄金期西武(AK、東尾投手、工藤投手)と並んで、”シーズンレギュラーメンバーの中に占める名球会員の人数“では最多じゃないでしょうか。

三浦監督(当時であれば三浦投手ですね)自体、あのチームをグイグイけん引していた投手だったというよりは、遅れずに付いていった上でチームの主力の一端となっていた(その上、最終的には当時のレジェンド選手たちと比べてもそん色ないか、ともするとその上を行くような実績を残すことになった)というタイプの選手であって、球団史の中でも類稀な選手なんですよね。

特にメンタルの強さでは、歴代選手の中でもトップクラスではないでしょうか。

なので、一つの理想としてそこ(98年のようなチーム)を目指すのであれば素晴らしいことではあっても、その全てを当たり前だと考えて話を進めるのは結構危険な気がします。

もっと選手を一からゴリゴリ鍛えた上で、一試合一試合を(現役選手・ベンチの指揮官たち一体となって)もぎ取りに行くような采配・プレーで臨まないと。

なぜキヨシ監督がチームを鼓舞出来たのか生まれ変わらせることが出来たのか)、なぜラミレス監督が日本一争いを出来るチームに持って行けたのかって話ですね。

参考:【Baystars/三連戦三連敗】見所自体はちょちょいあれど、ここ一番の被スイープはいただけません

というかそういえば、神奈川ユニになってからまだ一回も勝てていないわけですが 笑、これ逆に神奈川ユニで負けなし状態であれば、今頃は静岡山梨の県境付近に至るまで、全県民野球ファンのハートがっちりつかめていたところだったのではないでしょうか。

重ね重ね、勿体ない。

でもさすがに今日あたり一つよろしくお願いしますということで、今夜はボチボチ期待しながら長岡花火と中継を梯子しようと思います。

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