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不正行為といえば”カンペ”的なものだった時代も今は昔
参考:読売新聞 “早稲田大の入試中に問題がSNSで流出…「スマートグラス」で撮影、受験生を容疑で書類送検へ“
そういえば、京大入試で”ヤフー知恵袋”を利用した不正行為が発覚し、世の話題をさらったのは、かれこれ10年ほど昔のことでしたか。
今回の不正では、より手段が巧妙化していて、スマートグラスが利用されたようです。
「バレたら終わりだろうけど、そもそもそう簡単にバレるものなのか」が普通に争点となりそうな今回の行為。
結論として発覚するにはしていますが、件の”知恵袋不正”とは違った意味で「この手の行為も、とうとうここまで来たのか」を感じさせられました。
だって、通信可能なカメラ内蔵メガネですよ?笑
そういうものがあるのだということを知っている上で、今やそれが比較的廉価で手に入るのだ(→不正行為に利用される可能性があるのだ)ということまで知っていないと、まず見抜くことは不可能でしょう。
ともあれ、今回も”知恵袋”の時も、双方とも不正行為をしてもなお合格点には到達できなかったというオチがつくことにはなったようです。
結局は無駄な抵抗になったし、一時の出来心が随分高い代償を伴うことになってしまったということですか。
大学に入ってしまえば(ところにより)ゆるゆるになる(こともある)、反対に大学から先については色々世知辛い現実に直面せざるを得ない機会も増えてくるといったところで、余程ずば抜けたコネでもない限り、今も昔も受験くらいは王道でガチるのが正義、可能であれば10代の終わりにそのくらいしておいても損はないだろう、なんて教訓になりそうな事件でした。
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