【球春到来/2025baystars】バウアーの加入で優勝候補筆頭となった、今年のベイスターズ

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また、毎年恒例のこの日がやって来ました

2月1日。プロ野球12球団のキャンプイン日ですね。

ベイスターズは例年、沖縄・宜野湾ぎのわんにて一年のスタートを切ります。

約1か月後にはオープン戦が始まり、さらに1か月後にはペナントレースがスタートしますということで、プロ野球ファンからすればこの日が来てしまえばあっという間であり、なおかつ待っている間はこれ以上ない位にも長く感じるというオフシーズンは、この日を以って終わりを迎えます。

いやいや、今年もようやく始まりましたね、なんて感じの日ですか。

下克上(シーズン3位)からの日本一がベイスターズファンの感動を呼び、なおかつ他チームファンの物議を醸したという2024年シーズンが終わり、リーグ優勝からの日本一が至上命題として課された25年。

参考:横浜DeNAベイスターズ、本拠地横浜スタジアムにて26年ぶりの日本一!【baystars/26年ぶりの歓喜】下克上からの日本一達成!日本シリーズにて”進化”の総決算へ

そこに向かうまでのオフ期間には、波乱だらけだったという選手の入れ替わりもありました。

参考:【baystars】現役ドラフト、バウアー復帰の噂等々、来季に向けた”オフ”が加速【今度はトレード/baystars】ベイスターズ・濵口遥大投手がホークスへ・三森大貴選手とトレード

そんな激動の中でも最大級の衝撃は、やはりその発表が焦らしに焦らされたという、サイヤング賞受賞投手・トレバー・バウアー投手のチーム復帰です。

参考:【baystars/朗報】MLB復帰を模索していたトレバー・バウアー投手、ベイスターズ復帰へ

元々、オフの新編成に向けた動きがあまりに波乱含みのモノだっただけに、一部ファンの脳内では、”バウアー再加入”はある程度既定事項でもあったんですよね 笑。

「さすがにここまでやられればそう察したくもなるだろうし、その察しに自信を持つことにもなるだろうよ」という奴ですか。

参考:【baystars24オフ/JB・上茶谷・濱口】今改めてということで意図を考えてみても【MLB/Baystars】”バウアー移籍問題”は、案外早々に結論が出そうな雰囲気出てきましたね

選手への恩情含みだ、チーム事情を考えず、選手個々を見ればこういう入れ替えもわからんでもない、とはいえさすがに今のチームはこんなこと出来る状態にはないだろうにもかかわらずガンガン強気で選手を入れ替えているということは・・・?

みたいな憶測がそこかしこで生じたとしても、さすがに不思議はないところではありました。

要するにそれに見合う補強があるということだろうすなわちバウアー再加入が水面下ではほぼ確定しているのだろうという、見るところを見たらそんな察し方をしているファンだらけだったという面もあるにはありましたが、そうはいってもそれはあくまで勘のいいファンがそうじゃないかと察していたというだけの話しであって、公式情報が具体的に何を言った、ということが根拠になっていたわけではありません

公式情報ということで強いて言うのであれば、バウアー自由契約後一貫して言われていた「良好な関係が続いている」という系統の情報を、節目節目で定期的にアナウンスしていた位ですか。

無難と言えば無難であり、したたかであるといえばしたたかなやり方ですよね。

だからして、ベイスターズファン内の下馬評も徐々に迷い(?)を含むものとなり。

「これひょっとして、フロントも現場も、そのままシーズン特攻するつもりなのでは?」

「いやいや、そういうことであれば、現有戦力こそ最大の戦力よ」

みたいな空気が生じ始めた頃合いを狙ったかのような、焦らしに焦らされた挙句のサプライズ発表は、球春到来のまさに直前でした。

余談としては、発表の場が馬車道の関内ホールだったというあたりも実にDeNAらしい小粋なセンスを感じるところで、さりげなく“I love YOKOHAMA”が伝わって来るという、そこはかとなく嬉しい演出ではありました。

ベイスターズ公式:「2025初春の集い」|新ホームユニフォーム&2025年シーズンスローガン発表

参考:文明開化の街、馬車道歩き -西洋建築と”日本初”-

既にスポーツ各誌に「バウアー横浜復帰」がリークされていたとはいえ、やっぱり公式発表には驚いたし、感動しましたね。

ということで、バウアー再加入によってセ・リーグ更には12球団の勢力図が一気に変わった、横浜が優勝候補になったとも言われている中でのシーズンインとなりました。

一ベイスターズファンとして、”バウアー”無しでもボチボチ楽しみだったところ、さらに楽しみが大きくなったという、そんな2月1日でした。

2025春季キャンプ関連公式情報

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