この記事を読むのに必要な時間は約 2 分です。
“ラニーニャ”時は、主に北日本で暑い夏となることが予測されます
参考:気象庁 “エルニーニョ監視速報“、WMO “El Niño is forecast to swing to La Niña later this year“、ウェザーニュース “エルニーニョ現象まもなく終息の見通し ラニーニャ発生の可能性が高まる“、ロイター “エルニーニョ、年内にラニーニャに移行へ 世界気象機関が予測“、
異常気象関連:南米/東南・南アジアで猛暑が続く。インド、パキスタンで50℃超えを記録、【原因はエルニーニョ?】ブラジル南部で豪雨による大規模な洪水発生
先月10日に出された気象庁の”エルニーニョ監視速報”によると、昨年春以来続いていたエルニーニョ現象が間もなく終息する見通しですが、その一方で、世界気象機関(World Meteorological Organization=WMO)の発表によると、今年後半からラニーニャ現象が始まる可能性が指摘されています。
エルニーニョ/ラニーニャは、共に太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけての海面水温の変動(気象庁公式サイトより)が原因となる現象です。高くなるのがエルニーニョ、低くなるのがラニーニャで、これらの変動が確認されると、共に世界が異常気象に見舞われるとされています。
日本への影響としては、エルニーニョ現象発生時には冬・春が暖かくなる半面、夏・秋が涼しくなり、ラニーニャ現象発生時には、北日本で暑い夏になることなどがその特徴として挙げられています。
参考
- 気象庁公式サイト “エルニーニョ/ラニーニャ現象とは“、”エルニーニョ/ラニーニャ現象“、”ラニーニャ現象発生時の日本の天候の特徴“、”エルニーニョ現象発生時の日本の天候の特徴“、”現象の名前の由来など“
タグ