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既に深刻な被災地となっているエリアへ、再び”最強ハリケーン”の上陸が予測されています

参考：ロイター “ハリケーンがフロリダに上陸、1人死亡　空港閉鎖“、”ハリケーン「ミルトン」、9日にフロリダ上陸へ　100万人避難命令“、”最強ハリケーン「ミルトン」、9日にもフロリダ上陸　非常事態宣言“、CNN “カテゴリー４のハリケーン「ヘリーン」、米フロリダ州に上陸“、ブルームバーグ “ハリケーン「へリーン」保険業界損失、過去最大級か－身構える大手“、”フロリダ州にまた嵐の脅威、ハリケーン「ヘリーン」上陸から２週間弱“、”ハリケーン「ミルトン」、カテゴリー５に発達－フロリダ西岸に上陸か“、

先月末にフロリダ州の北西部（メキシコ湾沿いの”ビッグベンド地区”と呼ばれるエリア）に上陸した”へリーン”は、５段階で上から２番目に強いカテゴリー４のハリケーン（上陸後の最大風速62.5メートル）であり、経済損失についても23兆円に上ると見られていますが、その被害の全貌が明らかになる前に”次の（既にカテゴリー5に成長している）最強ハリケーン“が上陸することになる模様です。

「勢力を保ったまま、二つ目のハリケーンが上陸する」ところまでは、残念ながらほぼ確定事項であるようです。

桁違いの自然災害を目の前にしては、もはや逃げる以外に手の打ちようがなくなって来るところがありますが、今のフロリダがまさにその状態で、”最強ハリケーンの後の最強ハリケーン”から、ひとまず非難することが最優先事項となっています。

ちなみにハリケーンと台風の比較ですが、台風は「中心付近の10分間平均の最大風速によって」、ハリケーンは「１分間平均の最大風速によって」それぞれ強さを算出することになるので、

参考：地球観測衛星データサイト（JAXA） “台風・ハリケーンの強さ比較“

“カテゴリー4のハリケーン”は非常に強い台風（瞬間最大風速59m～69m）に、“カテゴリー5のハリケーン”が猛烈な台風（同70m以上）に、それぞれ該当する形となります。

今夏は国内でも散々な自然災害に見舞われる局面があったため、海の向こうの出来事であるとはいえ他人ごとではない何かを感じてしまいます。

これから強力なハリケーンに見舞われることになるフロリダの方々の、一人でも多くの安全が確保されるよう、及び既に未曽有の自然災害に見舞われた人々の毎日が一日も早く再建されるよう、願っています。

参考：【過去最強？/瞬間最大風速70メートル予報】”非常に強い”台風10号、まもなく列島上陸・縦断へ、【台風10号の爪痕】世界自然遺産認定の島・屋久島で、樹齢3000年の弥生杉が倒壊、【異常気象/大雨特別警報】石川県に線状降水帯発生、16の河川で氾濫発生