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2016年(10号)、2021年(8号)に続く異例の進路
7月末に警報級の大雨被害にあった東北地方に、今度は異例となるコースを通った台風が上陸しました。
関連:【異常気象】山形県で線状降水帯発生、酒田市と遊佐町に大雨特別警報発令
岩手県内では12日11時現在、複数個所で観測史上1位の24時間雨量を記録し(久慈市下戸鎖で368.5ミリ、大槌町で238.5ミリ)、久慈市山形では8月一位となる222.0ミリの24時間雨量を記録しています。
これらの地域での雨量は、既に平年の8月の一か月分の二倍に相当しています。
台風はこの後東北地方を横断して日本海側に抜ける見通しですが、動きが遅くなることや線状降水帯の発生が懸念されていることから、雨量はさらに増えることが予測されます。
参考:tenki.jp “台風5号の活発な雨雲 岩手県で記録的な大雨 平年8月1か月分の約2倍の雨量に“、”台風5号 岩手県大船渡市付近に上陸しました 東北太平洋側への上陸は3例目“、”台風5号 今日朝までに東北に上陸・横断へ 線状降水帯発生の恐れ 災害に厳重警戒“
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